女優・石原さとみが番組で訪れたことやバスクチーズケーキの流行によって日本でも注目を浴び始めたスペインのバスク地方。
スペインにある他の州とは大きく異なるその独自の伝統文化や言語、芸術、街並みには多くの魅力が詰まっている。
今回はバスク地方のサンセバスチャンという都市に半年間留学していた私がサンセバスチャンのオススメ観光地を紹介する。

美食の発祥地　サンセバスチャン

バスクチーズケーキの発祥　"La viña"

日本で爆発的な人気となり、コンビニエンスストアでも売られているほど有名なスイーツとなったバスク風チーズケーキ。焦げた黒い見た目と口の中でとろけるトロトロのチーズが特徴のバスクチーズケーキだが、その発祥の店として有名なのがサンセバスチャンにある『La viña』(ラビーニャ)というお店なのだ。バル街として賑わうサンセバスチャン旧市街の北部、San Vicente教会の近くにある。

ふわふわトロトロで濃厚なのに軽くて食べやすいチーズケーキは食後でもペロリと食べてしまう。1カット5€(写真のように1カットを2つに切り分けてくれる)。

店内は常に満席で、チーズケーキは夕方には完売してることも多々ある為、早い時間に行くことをオススメする。

La Viña（ラ・ビーニャ）
営業時間：火曜日から日曜日　11:00～15:30、19:00～22:45
所在地：la Calle 31 de Agosto de Donostia -San Sebastián

バスク料理店　BODEGA DONOSTIARRA(ボデガ　ドノスティアラ)

次に紹介するのは観光客にはまだあまり知られていないが、地元の人から愛されている名店だ。旧市街地であるGrosにあるBODEGA DONOSTIARRAである。

このお店は、バスク料理専門店で、バスクの伝統料理が楽しめる。店名のDonostiarraとはバスク語でサンセバスチャンを表す。
店内でも飲食可能だが、オススメは景色を見たり音楽を流したりしながら食事ができる店外の飲食スペースだ。(写真4枚目)

ここのオススメは何と言っても『Brocheta de Pulpo Y Langostinos』と呼ばれるタコとエビの串焼きだ。
サンセバスチャンは海鮮が美味しいことでも有名なので、味はもちろんのことその迫力のある見た目も是非試して欲しい理由の一つである。

海鮮だけでなくサーロインステーキのメニューなどもあるので何回行っても楽しめる。
(ちなみに結構なボリュームなのでこれ一品で結構お腹がいっぱいになる…笑)

また、店名の『BODEGA』はスペイン語でワインの貯蔵庫を意味し、この店でも豊富な種類のワインを楽しむことができる。食事と一緒にワインを嗜んでみてはいかがだろうか。

BODEGA DONOSTIARRA(ボデガ ドノスティアラ)
営業時間: 9:00-20:00
所在地: Peña y Goñi Kalea, 13, 20002 Donostia, Gipuzkoa

Part②へ続く…