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【絵本紹介】子どもは必ず大人になっていく…その時は

こんにちは。
7歳、5歳、9か月の男の子三兄弟を育てているsatomiです。

今回は、久しぶりに絵本の紹介をしたいと思います。
紹介したい絵本は、こちらです。

『あなたがおとなになったとき』
文:湯本香樹実
絵:はしこうしろう
発行日:2019年7月

7歳の長男、5歳の次男は少しずつ外の世界に足を踏み出しているなぁと感じているこの頃です。
特に長男は野球にどんどんのめり込んでいっている姿があり、夢中になれることに対して全力で応援したい気持ちと、私自身も一緒に新しい世界を楽しみたいと思っています。
でも、その中で全てが順調にいくわけではないのですよね。
できない事も、思うようにいかない事にも直面しているなぁと傍で感じます。
そんな時、親としてどのように振る舞うことが良いのだろうと思います。

馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない。

これはイギリスのことわざです。
子どもがやりたいと思うことや、親が良いと思うことに対して、情報収集や連れていくことで機会を与えることはできますが、やはり行動に起こすのは子ども自身なのですよね。
子どもの行動までは親はコントロールできないのだと思います。

だからこそ思うことは、自分で道を切り開いていって欲しいという想いです。
今回ご紹介する絵本は、どのような子ども達の未来がどのようなものかを問うているものです。
こうあって欲しいと親の願いが描かれているわけではありません。

具体的に少し紹介していきます。
例えば…どんな景色が広がっているかと問うています。

あなたがおとなになったとき この木はどれほどおおきくなって
いるのだろう
あなたがおとなになったとき 空はおなじ青さだろうか

そして、子ども自身がどんなことを心に思い描いているのかを問うています。

にじゅうにかかった虹をみて どんなねがいが心にうかぶだろう
ここがじぶんの場所だと 心にきめるのはどんなことだろう

自分の場所をみつけていて欲しい、そしてどこを場所として決めるのだろうと思うと楽しみですね。

そして、悲しみが訪れる時どうやって乗り越えるのだろうとも…

あなたがおとなになったとき だれもしられずに
なみだをながすことがあるだろうか
たぶんそれは さけられないこと
そのとき あなたをささえるものはなんだろう

親であれば、子どもが悲しい時、一番に助けてあげたいと思う人も多いと思います。
私も思います。
悲しいことや、うまくいかないことの石を真っ先に取り除いてあげたいと。

でも、違うのですよね。
その悲しみや挫折も、子ども自身が向き合い、超えていかなければいけない課題なのだと思います。
ある一定の年齢に来ると、その悲しみや不安を親には話してもらえないかもしれません。
一番の相談相手が親から友達になるかもしれない。
好きに順番をつけることがあったら、きっといつまでも親が一番ではない。

子どもが親から離れていくことは、きっと正常な発達なのだと思います。
今こうやって書いていても寂しいという気持ちが真っ先に来るのですが、でも思います。
近くにいなくても、いつでも話を聞いてあげられない時がきたとしても、
応援している気持ちと、味方であるということは絶対変わらないのだと伝えていくことはできるのではないかと。

絵本にも、こんな一節もあります。

あなたがおとなになったとき
わたしは遠くにいるかもしれない
こんなふうにははなしかけることができないくらい遠くに

そう思うとやはり親がやってあげられることは、ほんの僅かなのかもしれませんね。
その僅かを限られた時間の中でやっていきたいと改めて思います。
これからも子どもの成長を楽しみながら。
ぜひ、皆さん一緒に頑張っていきましょう。

今回ご紹介した絵本は、乳幼児を育てているお父さんお母さんにとっては、少し先の子どもを考えるきっかけとなる1冊だと思います。
そして、中高生を育てているお父さんお母さんには、まさに今を描いているのでは無いでしょうか。

子どもが大人になった時、幸せでありますようにという想いが詰まっている1冊です。
ぜひ、手にとってもらえたら嬉しいです。

そして最後に、
美智子上皇后陛下が以前述べられていた言葉が、まさにその通りだと私は思います。

「幸せな子」を育てるのではなく、どんな境遇に置かれても
「幸せになれる子」を育てたい

美智子上皇后下

どんな境遇にあっても、そこから幸せを見つけられる人生でありますように…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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