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狭い世界

ただでさえ、不要不急と言われる日々が続いています。
お出かけ行ったり、旅行に罪悪感なく行ける日々を早く取り戻したいですね。

今日は、施設内での養護、支援は限りがあるを実感したことをお伝えしたいと思います。
今までは、自分が子どものために出来ることはやり尽くして、自立を迎えてもらおうと思っていました。
しかし、それは無理です!

たとえば、「買い物」一つとっても、公共交通機関を活用して、お店に行き、自分のお金で自分の欲しいものを買う。
これだけでも、経験できる事ってたくさんありますし、お店の人がいるからこそ学べるし、駅員さんがいるから注意された時に、そら注意されるわな。と思うわけです。

公共の場でのマナーや計画的にお金を使うこと、電車の乗り方などなど。

学校では、勉強することもそうだし、決められた日までに宿題を提出する。
友達や先輩後輩との人間関係を作る、
部活動に入部することで、質の高い技術を習得したり、体力向上を図ったり、それこそ意識の高い選手たちと一緒に切磋琢磨しながら練習するからこそ精神面の成長が期待出来たりすることもあります。
先生や同級生、同じ目標を持てる同士がいるから出来るんですよね。

他にも、医療関連では関わりだけでは改善することが難しい子どもの課題を病的観点から調べてみる、とか心理面から調べてみるとか。

子どもたちを中心にした繋がりをいかに広い視野を持って見るかって大切にしなきゃなと思います。

つまり、施設内の支援だけでは限度があるからこそ、いろんな人の協力はとても心強いということです。
子どもたちから「助けて」と言って、皆が集まってくれれば、それはそれで楽ですが、気付くべきなのはそこに携わる私たちですよね。

大人も一緒です。
「助けて」を言える機関はたくさんあります。今は、なかなか外に出られないのが現状ですけど、各都道府県に一つは児童養護施設はありますし、児童相談所もあります。養育、子育てに関する相談が出来る場所もあります。
ショートステイ等、短期間の預かりが出来る場所もあります。

親も子も1人の人間です。
それぞれの周りに繋がりがあることを忘れてはいけません。

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