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雨の降る日は、待ち合わせして帰ろうよ。

雨の降る日は、どうにも気分が暗くなる。馬の合わない同期と価値観の合わない職場、ちょっと上手くいっていない周りの人間関係。どこに居ても、なんだか居心地悪くて、どことなく心配で、不安で、孤独で、泣きたくなってしまうそんな日々。これが五月病か~、いやいやもう6月なんですけど。なんて、体も心もあまり調子が良くないのを、季節や天気や周りの人のせいにしてしまう余裕のない自分のことを、どうしようもなく嫌ってしまう。

だけど雨の降る日が、嫌いなわけじゃないの。だって雨の降る日は、君に逢える。(いや、正確には、逢える日が多いような気がするだけなんだけど。)そう言えば、アメリカに行っているときもそうだったな。こちらで雨が降っているとき、急に寒くなったとき、急に暑くなったとき、とにかく天候が不安定なときに「お元気ですか?」「お気を付けてください」とこちらの健康や安全を気遣ってくれるちゃかまるが愛らしくて、そんな宮近くんの細やかな優しさに、いつもいつも惚れ惚れ救われていたんだった。

先月は2ndデジタルシングルのリリースがあって、念願のソロインスタライブもあって、佐久間朗くんにも再会できて、ご飯行ったよの報告もたくさんだった。色んな宮近くんが見られたな。(最後の方には、しめちゃん期の宮近くんもちらほら現れた。いつ頃訪れていたのか分からないしめちゃん期。きっともう終わっているしめちゃん期。今更翻弄されちゃうしめちかの人。)
晴れの日も雨の日も、君に嬉しいことが多くて、君の紡いできた縁や絆に変わらぬ笑顔が溢れていると、ただそれだけでじんわりと涙が込み上げてきた。ただそれだけで私の生きた"今日一日"もそこそこ愛おしく思えるんだから不思議なもんだ。

宮近くんは、雨の降る日は好きかな。頭痛くなったりしないかな。気分は落ち込んだりしないかな。雨の多い今月も、君の笑顔にたくさん逢えるといいな。不安定な天気みたいに、ぐるぐると巡る季節の中でも、君の愛するステージや絆が変わらず、陽の当たる場所で在り続けますように。そして私は、たとえどんなに苦いことばかりの人生だったとしても、君の笑顔に逢うときはいつだって120%超えのときめきを抱きしめていられますように。

雨の降る日は、待ち合わせして帰ろうよ。一人より二人の方が、素直に泣ける日だってあるかもしれないし。