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古着との出会い

はじめまして。


自己紹介は苦手なのでここでは省きますが

とりあえず大阪で古着屋を経営して12年ちょっとのおっさんです。

まずは自分の古着との出会いの話。

岡山の田舎で生まれ田舎の中学を卒業。

中学では田舎だけあって絶滅したかと思われた見た目が氣志團みたいなオールドスクールなヤンキーがうようよ、他校との喧嘩もしょっちゅう。

陰キャラだった僕は結構がっつりイジメにあってました。

そんな世界とはおさらばしたい!

そう思い、その田舎からは電車で1時間ちょっとかかる岡山の中では都会にある高校に進学。

やっぱり都会だとさすがに氣志團的なヤンキーはいないし、都会だからなのか、たまたまだったのか当時人気絶頂だったキムタクを意識してロン毛にしてる人や、地元の田舎では多分誰も知らなかったであろうBJORKが身に付けてた腕時計を学校に付けて来る人、学ランの中に総柄のインナーを着てその色味とソックスの色を合わせてる人などなど、とにかくお洒落なクラスメイトが多かった。

彼らとの出会いが今思えば僕の人生のターニングポイントでした。

学校が終わったらクラスメイトと帰り道にある服屋さんに寄る毎日。

下がる成績と反比例するように増幅するファッションへの愛(笑)

ただ、色んな服屋さんに行ってたけど正直、当時の僕は古着屋さんにある服に魅力を感じることはほとんどなく、古着で持ってたのは安いからという理由でなんとなく買ったGAPのロゴフーディーくらい。

そんなある日、高校の近くにあったこじんまりとしたアメリカ買い付けの古着屋さんにて黒ボディに大きなドラゴンがプリントされた良くも悪くも日本っぽくない、誰ともかぶらないであろうスウェットを発見。

20年以上前なので細かい感情は覚えてないけど買って店を出た後に友達に「テンションあがりすぎじゃ(岡山弁)」って突っ込まれたことはよく覚えてて、つまり自分にとっては衝撃的で運命的な出会いだったんだと思います。

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これは当時の僕の持ってたやつではないですが全く同じもの。

今見てもプリントの入り方が凄いし、後にも先にもないこの時代のアメリカでしかありえなかったデザインの1枚だと思います。

このスウェットを買ったときから「日本にはない」、「他とかぶらない」古着にどっぷりハマっていく僕なのでした。


つづく

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