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ユーザーの驚きの表情や熱量に鼓舞されるディレクターとデザイナーの声。

こんにちは、ミクシィデザイン本部本部長の横山です。
今日は7月9日(土),10日(日)に幕張メッセで開催した XFLAG PARK 2022 の様子を、ステージの企画や演出に関わったディレクター、多くの制作に関わったデザイナーの声を交えクリエイティブ視点で紹介します。

XFLAG PARK 2022 キービジュアル

今年で7回目になる XFLAG PARK は3年ぶりのオフライン開催。全国からたくさんの皆様にお越し頂きました(当日はYouTube配信あり)。

XFALG PARK 2022の様子
XFALG PARK 2022 の会場の様子

XFLAG PARK は私たちミクシィで働く従業員にとっても、たくさんのユーザーの方々と直接お会いする貴重な機会でもあり、会場内を歩きながらユーザー同士挨拶を交わす様子や写真を撮り合う様子を見かけたり、twitterでのやりとり(#フラパ)やYouTube配信の早くてとても追いつけないチャットの流れにあっけにとられながらもにんまりしたりと、忙しさで駆けずりまわりながらも充実の2日間でした。

イベントスケジュール
イベントスケジュール

XFLAG PARK 2022 は、2日間3つのステージで様々なコンテンツを実施。ステージの他にもアトラクションやブースやフードエリアもご用意しました。イベント運営はミクシィ社内はもちろん、多くの社外パートナーの方々にもご協力頂き、イベントに関わるひとりひとりがユーザーサプライズファーストを最大化するべく準備をし、無事開催に漕ぎ着けることが出来ました。時節柄様々な制約があり、全ての方に最大限お楽しみいただけたのかというと改善すべき点もあったと思いますが、来年に向けさらにより良くしていきたいねとディレクターやデザイナーと話し合っている所です。

以下、モンスト公式YouTubeチャンネルにUPしている XFLAG PARK 2022 ステージコンテンツをいくつか紹介します。

音楽をテーマにしたモンストスピンオフプロジェクト モンソニ!LIVEの様子。

全国予選を勝ち抜いたチームによる「モンストグランプリ2022 ジャパンチャンピオンシップ」決勝大会のタイムアタックRoundとバトルRound。

プレイヤースキルを競う獣王戦、知識を競う獣聖戦を勝ち上がったチームが激突する獣神戦2022。

イベント最大の山場となるモンストニュースが終わりフィナーレを迎えるタイミングで、モンストの人気キャラクターが獣神化するサプライズ発表の瞬間。
などなどYouTube配信がないステージ企画も含め、2日間たくさんのコンテンツでお楽しみ頂きました。


イベントを終えてのディレクターやデザイナーの声

ディレクター
イベント全体:オフラインイベントという事でユーザーの反応がダイレクトに伝わってきてよかったと思います。僕自身も3年ぶりでしたので、自分の企画ではないステージを表から観たのですが画面で観るよりも楽しむことが出来ました。
担当ステージ:YouTuberからの挑戦状は、顔出ししていないYouTuberはオフイベには出演しづらいですが、VTR出演にした事によって、出演機会を作ることが出来たのが良い点でした。YouTube登録者数も3組とも増えていました!獣神戦は、MINI PARK からの長期スパンで行い、観客や視聴者の反応が良く盛り上がったと思います。ジョジョコラボは、YouTubeの切り抜きで初出反応がいっぱい上がってましたが、ビックタイトルだけあって盛り上がったと思います。初出映像はジョジョと気付くまでの間を結構長くとったので、ユーザー体験として「コラボ何かなあ…」からのジョジョでワクワク感を演出出来たんじゃないでしょうか。制作監修のデザイナーがジョジョ好きだったので完成度も高く良い初出でした。

デザイナー
ユーザーの方々の熱量、悲鳴、声援、歓声。配信上だけでは得られない感動がありました。中の人たちはユーザーをいかに楽しませるかを必死で考えて制作しているので、現場で発表される瞬間のユーザーの1つ1つの反応がとてもうれしく、励みになります。発表映像は視聴者の反応を以て完成する。今後もサプライズを届けられるよう頑張ります!

デザイナー
ラストのモンストニュースの観覧抽選に外れたためエリア外で観ていましたが、獣神化発表でみんなが盛り上がっているのを見て、今年も頑張って作ってよかった!と思いました。

クリエイティブディレクター
2021年10月位からどんなクリエイティブテーマが良いのかなぁと考え始めましたが、考え始めの頃はオンオフの融合みたいなのが自分の中のキーワードにありました。しかしオフラインでの開催ということの方がタイミング的にインパクトがあるのと、かつ MINI PARK と XFALG PARK の接点をどう作るか(ビジュアル的にも)の2つに頭のリソースを割きました!考えに至ったプロセスまでキービジュアル(KV)を担当するデザイナーさんに伝えました。KVの初稿を頂いた時には道やバンが居てくれて、思っている以上のものが出てきて嬉しかったことを覚えています! そしてそれが現場で張り出されて、ユーザーの皆さんがその前で写真を撮っていたり、眺めてくれてたりする光景を目にした時は、嬉しいやらホッとしたやら色んな感情が溢れました。

アートディレクター
XFLAG PARK 2022 では、キービジュアルからコンテンツ、キャラクター発表など、多くのデザインに関わることができました。3年ぶりのオフライン開催で、その分作業ボリュームがあり、頭も体も休まることがない大変なデザイン制作でした。
そして当日会場をまわると、駅まわり、ステージ、巨大モニター、Tシャツ、手さげ袋まで、360度見わたす限りユーザーとデザインを通じてコミュニケーションが行われている様を見て感動しました。動画画面だけではない今回のリアルイベントは、改めてデザインの豊かさや、さらなる可能性を感じた夢のような2daysでした。

デザイナー
XFLAG PARK 2022 ではキービジュアルデザイン、ロゴデザインを担当させていただきました。今回久しぶりのオフライン開催で、現地に向かっていくワクワク感や高揚感を感じてもらえるものにしたいと思い制作を進めてきました。当日は駅から会場内のステージに至るまでデザインが展開されていて、キービジュアルをバックに写真を撮られているユーザーさんたちの様子や、ロゴTシャツやタオルなど身につけて頂いている様子を見ることができて幸せでした。今回のデザインが XFLAG PARK に参加された方の楽しい思い出の一部になっていたらとても嬉しいです。

ディレクター
イベント全体: MINI PARK での発表時でも、声は出さないようにという注意喚起がされていましたが、やはり人間本当に興奮するとどうしても声が出てしまうようで、その漏れ出た歓声がこちらの意図する反応で気持ちよかったです。僕がオフラインのフラパ初めてだったのもありますが、1ゲームのイベントでこんなにユーザーが集まるのかと思うくらい人で溢れていて、改めてモンストの凄さを感じました。と同時にあれだけの人数が見に来ても時節柄抽選で外れてしまい見れなくてガッカリする人や、行き場所がなく地べたに座る人も続出していたので、次回に向け改善していきたいと思いました。
担当ステージ:聖騎士vs侍とIQクイズランドを担当しました。聖騎士vs侍は、出演者のおかげで接戦になったこともあり、ステージ自体は盛り上がりました!時節柄難しいところはありますが、オフラインを生かした施策を一つはやりたかったです。IQクイズランドは、クイズ企画は毎年ユーザーの満足度がモンストニュースの次くらいに高いので、モンスト初めて1年の僕がやっていいのかと思う部分がある中担当していましたが、当日最も抽選に人が殺到したひとつで、外れた人が立ち見で観てくれたんじゃないかなというくらい集まってくれて、一緒に楽しんでくれてる雰囲気も感じ取れたので、結果的にはよかったなと思いました。基本的にモンストのクイズはコアユーザー向けすぎるところがあるなぁと常々感じていたので、ライトな人も楽しめるようなものにできたことが個人的には満足でした。

アートディレクター
ユーザーの皆様の生のリアクションや声はデザイナーの一番の養分だなと再認識。エンタメ企業にいる恩恵~。さまざまなコンテンツによる多角的なIPの盛り上げは、広い裾野からバイラルしながらメインIPという核に向かって加速するんだな、と周辺コンテンツの重要性も再認識。

エディター
久しぶりのオフラインでの開催もあり、ニュースでの獣神化、獣神化・改の発表の瞬間、会場のユーザーの声が聞こえてあつくなるものを感じました。 次回は制作物にもっと携われるようにスキルを磨いていければと思います。

ディレクター
「出演者✕企画内容の組み合わせで生み出される現場の熱量だったり笑いをどれだけユーザーに届けられるか」という視点で担当のステージ制作をしていました。結果、観客を前にした出演者さんたちが想定以上にいい意味ではっちゃけてくれ、楽しんでくれたおかげで、非常に熱量の高い観客を巻き込んだイベントになったと思いました!

デザイナー
直接ユーザーさんの反応を体感できる凄い貴重な経験だと思いました。会場のいたるところで盛り上がっている様子、ゲームキャラについて熱く語っている様子等を目の当たりにして、モンストってやっぱりすごいなぁ。こんなにたくさんのユーザーさんを楽しませているんだなぁと再確認。来年は10周年なのでさらに期待したいと思いました。

キャスティングコーディネーター
19年のPARKから引き続き、キャスティングで参加しました。出演者/事務所、運営チームとのコミュニーケーションがメインとなります。普段の業務ではユーザーとの接点が薄いポジションですが、会場でユーザーのポジティブな反応に触れると、時間はかかったけれど調整できてよかった、ご出演いただけてよかったと感じることができます。オンラインでもYouTubeのコメントやSNSでユーザーの反応をうかがうことができるのですが、現地で直接感じることができるのがオフラインの良さだとあらためて感じました。

クリエイティブディレクター
今回、小島よしおさんやワタリ119さん、やす子さんをキャスティングした企画を担当しました。 「モンストと縁もゆかりもないタレントさんを軸に、ユーザーさんが楽しめるステージを創る。」 今までのストーリーがない分、接着点も少なく、難しいことも多くありましたが‥ 周りの優秀なスタッフに支えらえれ、、なんとか形になりました。みんなありがとうLOVE。 当日は多くの報道陣が訪れ、テレビ番組での放送など、違った角度から XFLAG PARK が広まって良かったです。 そのPR的要素こそが………………実は………メインのミッションだったのです。(安堵)

デザイナー
幕張メッセで3年ぶりのオフライン開催でのフラパ。やっぱり現地で友達とワイワイイベントを楽しむのはとても良い体験で、モンストニュースは何がくるだろうか?と友達と話し合ったりと、いちユーザーとしても記憶に残る2日間となりました!

プロジェクトマネージャー
ミクシィに入社してから、モンストを離れて(モンスト事業本部からデザイン本部へ異動)、初めてひとりのユーザーとして会場に行ったことと、久々にライブ感を体感したことと、色んな感情が相まって感動してました。このご時世でも参加してくれるユーザーさんがたくさんいて、過去の獣神化発表の熱量を思い出させてもらいました。胸熱でした。

ディレクター
イベント全体:僕にとっては初のオフライン開催で、わざわざ会場に足を運んでくれたお客さんに「どれだけ楽しんでもらえるか、満足してもらえるか」ということを意識して自身の担当企画の制作に当たりました。当日は会場内で声を出してはいけないとのことでしたが、それでもお客さんの拍手や熱気には圧倒されました。
担当ステージ:M4ファイトクラブは、冒頭にテルーマンの復活サプライズを用意。お客さんの驚いてる様子、盛り上がってる様子が最高に嬉しかったです。みんなでファイトクラブは、会場内のお客さんと出演者が一緒に轟絶に挑戦するんですが、出演者もお客さんもみんなワイワイ楽しそうに参加してくれてこの企画やって良かったなととても嬉しかったです。モンストダウトは、お客さんの笑い声が絶え間なく裏まで聞こえてきてそれを聞くたびに心の中でガッツポーズして「よっしゃー!」と叫んでました。ユーザーの笑い声、笑顔、熱気、それらが直接感じられるオフラインは本当に楽しかったし最高でした。今度は思いっきり声を上げられる XFALG PARK を体験できればと思ってます。

アートディレクター
久しぶりのオフライン開催で、ユーザと同じ目線&方向でイベントを見ることができました。 「ここでちゃんと喜んでくれた」「予想外のところで盛り上がった」など、 自分が感じたことと、ユーザーの反応を照らし合わせながら熱量を再確認できました。

ディレクター
演者が楽しい舞台は、観客に伝わる。イベントは編集ができない生なので、演者次第で良し悪しが変化する。自分が演者で立っていたこともあるので、そこのイメージは頭の片隅に残してそれぞれのステージを担当しました。僕らができることはいい場所、面白くなりそうな環境、配役を用意することで、開催時はもう正直なところやれることはない。 今回に関してはどのステージ(自分が担当していないとこ)も演者さんがいきいきと自分達の判断で行動していて想像以上のステージになったのかなと。 僕たちが、おもしろ環境を作り出せたのは会場のオペレーション、映像の盛り上げだったり、そのデザインだったり、音楽であったりといろんな人のおかげで会場に笑いや感動が届いたのかなと!最高やね。

ディレクター
「目指せピッタリ!ジャストタイムアタック」を担当。 XFLAG PARK 2022 の一発目の企画なので、まず何より「みんワイ(みんなでワイワイ)」を表現できるようなもの、オフラインのフラパが帰ってきたな!わくわく!と視聴者に思ってもらえるようなもの、を目指した。 朝イチの企画だったこともあり、正直に言って入場者が入りきっていない状態ではあったが、それでも時折漏れる歓声や笑い声にユーザーを近くに感じることができて、嬉しい気持ちになりました。

クリエイティブディレクター
参加していただいた方々に楽しんで貰いたい、驚いてもらいたいと思って制作に取り組みました。今までのXFLAG PARKらしさを忘れないようにしつつ、今年らしい新しさも感じて貰えたらよいなと思いました。
自分たちとしても新しい表現や、新しい技術チャレンジをして、去年出来なかったことを今年実現出来た XFLAG PARK でした。

デザイナー
制作には関わりませんでしたが1ユーザーとして参加。直接見るのは動画で見るのと全然違うなと思って帰ってきました。 制作の大変さは横にいるだけでも感じていましたが、そうして制作されたものが会場や配信の向こうの多くのユーザーさんに届いているということ、 そしてその熱量に改めて驚いて、ステージ類の豪華な内容に演出も、各所で裏側でとにかくたくさんの方々のご協力あってこそなのだということを、それぞれ肌で感じられました。

デザイナー
去年一昨年とオンライン開催で携わって、ある程度やりきった感があったりしたのですが、今回オフラインで直接ユーザーさんが楽しんでるのを目の当たりにしてまだまだやれることあるかも?!と今後への期待が膨らみました!

ディレクター(ゲーム企画ステージ統括)
ここ2年間のオンライン開催とは違い、お金を払って現地に来ていただく以上、自分たちの手の届く範囲はとにかく楽しんでもらおうと思い制作していました。
当日は反応を見るために頻繁に前にでてお客さんの顔を見てましたが、声を出してはいけないなどの制約がある中で一生懸命楽しんで、反応してくださっている姿を見てオフラインでしか味わえない感動や高揚感は素晴らしいものだと改めて感じました。
またこの3年間あまりユーザーの方と接触する機会はなかったのですが、帰りの電車で3年前に XFLAG STORE に来ていたユーザーさんを見かけ、元気な姿を見て安心と共にモンストを未だに愛してくれているんだなと思いとても嬉しかったです。

撤収前の写真
撤収前に写真撮る?とか言ってる

普段プロダクト開発やサービス開発をしていて、ユーザーって言葉を使わないデザイナーはいないだろうし、意識しないデザイナーもいないと思うものの、僕自身ほんとに会場の目の前にいるユーザーの驚きの表情や熱量を解像度高く思い浮かべ、日々仕事が出来てるのか?都合のいいユーザー像をあてはめてしまってないか?自分達の仕事のためにあるいはデザインのためにデザインしちゃってないのか?と背筋が伸びる、身が引き締まる思いがする2日間でした。