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時には 逃げるが勝ち(SNSの章)

遠巻きに 陽だまりだと思った そこは、足元が大きな泥濘(ぬかるみ)だった事って
・・人生には、幾つも 幾度も あるのかも知れない。

理不尽とは言えない程度の 不自然な空間に 包まれて

リアルな辛さが、ネット上で グチや泣き顔にならないように
無理やりテンションあげてみたり、弱音吐きたくないから 人を避けるようになったり。今までは

色々 あるよね~… と 他人事のように思っていたけど

リアルとネット上の狭間
フとしたキッカケで、ただ強がっていただけの 心が
積み木のように壊れていったのは、つい数ヶ月前。

私って こんなに弱かったっけ?
こんな弱虫だったっけ?

フと問われた言葉が核心をついていて叫ぶように答えた自分に、

一瞬呆れ、心から吹き出すように PCの前で涙が溢れた。

弱‼️ バカか、私は‼️ 二階から駆け降りてきて

まだ誰もいない夕暮れのリビングの暗闇の中、たった一人で震えていた。

悲しいのでも 淋しいのでもない。心の弱さが、ただ 悔しくて。

ここに来て、こんな形で、感情のコントロールができないなんて。

その時、一瞬暗闇の中に PCと連携しているタブレットの灯りがついた。

誰かが、さっきの私の言葉の中の何かを拾って、気遣ってメッセージを開いてくれた光だった。

「どした?」‥ 「何があった?」..それが その一瞬で 同時に 数件あった。

・・えっ?

その時 我に返った私の、抑え込んでいた心が、足もとまで崩れ落ちた気がした。
ここで 今の気持ちを吐き出せる事ができたら、もしかしたら 心が救われる道があるかもしれない…なんて 思うのって…

・・マズイじゃん・・ワタシ。

誰かに言えば気が済むのかもしれないが
顔も知らないネット上の人が どれほどの気遣いをしてくれようと、自身のリアルな苦悩の 全部を言う事など できるはずが無い。

信用するとかしないとか 以前の問題で。
でも、
・・じゃぁ どこまで話せばいいのか。話したらどうなるのか。

そんな気持ちを掃いのけ、堰を切ったように私は その中の たった一人の人に、泣きながら一生懸命に 経緯と今の心境や悔しさを綴っていた。

そして、他の人たちの質問を避けるように、このSNSを続けていくのは もうやめよう。と 決めた。

言い訳がましいかも知れないが、人の心なんて 決して 強くなんかない。

それは全て、危うい空間に 脆さ(もろさ)を隠して積み上がっていただけ
なんだと、気づくのに 然程 時間はかからなかった。

ーーー例えば、普通に、何事もなく日々が過ごせる 幸せ
…って ナニ!?    えっ?・・急にどうした?自分

それって
「逃げちゃダメだ !」このセリフが 頭の中を飛び交う時なんだよねーーー

そう 自分に言い聞かせつつ 、心で叫びつつ・・

リアルな 己の心を もう少しで不特定多数の方に晒す事に、幕を下ろした。

危機一髪  で、逃げた‼️  訳で・・

・・逃げれた、つもりだった。

つい数ヶ月前のことである。

(未解決/進展次第更新)

♯リアル粒つぶ 


拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。