古川虎次郎

ADHD。注意散漫で多動だが、興味あることには寝食を忘れて何時間でも集中するタイプ。聴…

古川虎次郎

ADHD。注意散漫で多動だが、興味あることには寝食を忘れて何時間でも集中するタイプ。聴覚情報の処理が苦手でワーキングメモリも小さい。会社員としては長続きせず、過去3年周期で転職。好きなこと:ドローン空撮、動画編集、FX等自動売買システムの制作とポートフォリオ分析。苦手なこと:会議

最近の記事

ゾンビになるまでにしたい100のこと

私の愛読書である「ゾンビになるまでにしたい100のこと」、まだ読んだことがない方は、こちらで無料で読めます↓ 年を増すごとに、「人の一生は短いのだな」という思いが強くなっている。 そのように考えるのは、父が一昨年他界し、愛犬が昨年他界したことも影響しているかもしれない。 日々を大事に過ごさないと、あっという間に時間は過ぎていく。 ADHD・多動症でもある私は、思いついたらすぐに行動するタイプなので、今のところ幸い「あのとき、あれをやっておけばよかった」というような後悔は

    • TMS治療を14回?位(だったかな笑)受けての感想。 Before/Afterの「After編」

      前回の投稿が7月で、現在10月。3ヶ月も空いてしまった。 そもそもこのnoteのことを「すっかり」忘れていたので、ある意味ADHDっぷりは健在なのかもしれない(笑) 正直TMS治療4回目位で、そもそも抱えていた悩みが解決したように思えたので、自分の中ではADHDというものがあまり重要な問題ではなくなっていた。 だが、「TMSでADHDが治るのか」というテーマに関して、今自分の体感・意見を言うとすれば、「部分的にはYESだが、全般的にはNOとも言える」ということになる。

      • TMS治療3回目〜右脳治療の日〜

        TMS治療を開始して3週目に入った。 過去2回治療を受けて、睡眠障害が大きく改善し、日中眠くなることも減った。 日によっては布団に入ってから2時間位眠れないこともあるが、遅くとも1時〜2時には寝付いているようなので特に問題はなく、以前のように「朝まで全く眠れない」などということは皆無になった。 --------------- 今回(昨日)は3回目の治療であり、1回目・2回目が左脳への治療であったのに対し、今回と次回は右脳への治療だ。 左脳へのTMS照射が「パチッ」と

        • 頭の中のゴミを捨てて、クリアな頭脳とメンタルを取り戻すには

          ・仕事や勉強に集中するために、心や体を緊張状態にしなければならない ・あるいはコーヒーを飲んだりして気合を入れないと集中モードに入れない ・・・それは本当の「集中」ではないし、頭のゴミがかなり溜まっている状況だ。 それを教えてくれたのが下記の本。 本当の「集中」は、リラックスした状態で入るもの。 その状態に入るためには頭のゴミを捨てなければならない。 この本に書かれていたことは、QEEG検査・TMS治療を受けているクリニックで言われたこととも符合する。 TMSは

        ゾンビになるまでにしたい100のこと

          人生に「目的」や「目標」なんて、無理して見つける必要はない

          漫画や小説、ドラマや映画だと、 苦難を乗り越えて偉業を達成する 方がストーリー的に「映える」のだが、結論からいえば、多くの人間は大層な目的・目標なんて無理して見つけなくて良い。 ------------------ 男子たるもの立身出世しなければならない、とか、 一流大学から一流企業に入って、経営者を目指すとか、 高校野球で優勝して、プロ野球からメジャーリーグに行くとか、 そういうのがなんとなく子供の頃から刷り込まれていることは多い。 だからこそ、子供の頃から

          人生に「目的」や「目標」なんて、無理して見つける必要はない

          TMS治療2回目〜TMS最大出力の巻〜

          昨日、TMS2回目の治療を受けてきた。 前回(初回)は上から3段階目くらいの出力だったが、今回同じ出力ではあまり強く感じなかったので、出力を上げてもらい、最大出力での治療となった。 TMSを当ててもらった箇所は前回と同じ、額の左端。前回と今回は左脳、次回と次々回は右脳の治療となる。 最大出力だと、流石にちょっと衝撃(パチンと来る感じ)を感じたが、20分間なら大丈夫そうだと思い、そのまま続行してもらった。 人間の体は慣れるもので、10分くらい経過するとTMSのパルスはあ

          TMS治療2回目〜TMS最大出力の巻〜

          「チャヤマクロビ」でデリプレートランチ〜酵素玄米〜

          3年くらい前に遅延性アレルギー検査(IgG検査)を受け、 ・卵 ・乳製品 ・小麦 の遅延性アレルギー持ちであることが判明し、現在はこれらを極力食さないように努め、砂糖も原則摂らないようにしている。 結果、風邪をひかなくなり、お腹も壊さなくなり、以前に比べると疲れにくい体になったと思う(逆に上記の食べ物を摂ってしまうと、翌日だるい)。 そんな中、外食をしたくなったときに「グルテンフリー」の店を探すよりは、「マクロビ」の店を探すほうが手っ取り早い。 今日行ってきたの

          「チャヤマクロビ」でデリプレートランチ〜酵素玄米〜

          TMS治療はADHDに確かに効果があるかもしれない。

          今日、日帰りで東京から神戸に行ってきた。今、羽田空港で帰りのバスを待ちながら、このnoteを書いている。 今回の旅行は遊び半分、仕事半分とはいえ、向こうで会った知人たちからは 「アグレッシブだね」「元気だね」 と言われた。 ------------- 思えば、この1週間で随分症状が改善したものだ。 最近の自分からは想像つかないが、ほんの数週間前の自分は、夜、台所で泣いていたのだ。 夜まったく寝付けず、朝が来るまでの長い時間、毎晩毎晩、一人で悪い方へ悪い方へ思考を

          TMS治療はADHDに確かに効果があるかもしれない。

          ADHDのグルグル思考には、「脳番地」のアプローチ

          脳の強化書2を読み終えた。 1も非常に面白かったが、2は人間の「欲求」について書かれていて、こちらも面白い。 特に、うつ病に関する考察があって、なるほど、と思った。 うつは、同じことを何度も考えて思考が袋小路に入ってしまい、脳全体の活動低下が起きている状態です。この状態はハムスターが回し車を回転させているように、ひとつのサイクルをグルグル回っているだけなので、思考の中身が深まりません。 いつまでも同じ不安ばかり考えているので、なぜそうなるか、どうすればいいのかなど、考

          ADHDのグルグル思考には、「脳番地」のアプローチ

          多感な時代、いつも隣に「ZARD」がいた。

          今日はADHDとか全然関係ないテーマで、 「一番好きなアーティストは、相変わらずZARDだ」という話。 去年の年末に関係者一同でカラオケに行った時、 各々の青春時代、好きだった曲を歌う 的なノリになって、みんなBOØWYとかで盛り上がるのだが、 「古川はどんなのが好きだったのか?」と聞かれて 「ZARDばっかり聴いてた」とは、なんとなく言い出せなかったわけだ。 とはいえ、実のところ10代後半以降、ウォークマン(カセットやらCDやらMDやら)で聴いていたのはいつも

          多感な時代、いつも隣に「ZARD」がいた。

          ADHDの俺がTMS治療を受けてきた(1回目)

          いきなり初回で効果を実感するとは思っていなかったが、結論から言うと、「微妙に効果を感じた」。 -------------- まず「脳に電磁波を当てる」という割には、結構シンプルな機材でちょっと驚いた。 頭にヘッドセットみたいなものをかぶるわけではなく、iPadみたいな大きさの白い発振器を当てるだけで、強引に例えるとすれば、「デカいおサイフケータイ」をおでこに当てるだけ、という感じだ。 電極みたいなものを当てているわけではないので、電流をバチバチやっているのではなく、純

          ADHDの俺がTMS治療を受けてきた(1回目)

          そうだ、公園に行こう。

          会社を退職することになったADHDの俺は、明日からしばらく有給消化態勢に入る。 明日は月曜日。いつもなら、日曜の夜のこの時間には、もう明日からの仕事のことで頭が一杯で、ハリネズミのようにささくれだっていた。 忙しいときは朝6時から夜12時位まで働いていた。会議がノンストップで詰まっているのでトイレに行く時間がなかった。 月曜日が始まるのが嫌で、不安で、心配で、怖くて、 早く寝なきゃ日中辛いってのに、そう思えば思うほど眠れなかった。 ・・・明日、仕事がないというだけで

          そうだ、公園に行こう。

          優秀な営業マンとタッグを組んで歩むADHDの俺が考えるマッチングサイト

          ADHDは「職人」みたいにものづくりに励んで、 それを「営業」が得意なパートナーが売ってきてくれる、 そんなあり方があっていいと思う。 この間YouTubeで、マナブさんという人が 「実績も知名度もないなら優秀な営業マンと組め」 と言っているのを見て、超絶ナイスタイミング、「全くそのとおり」だと思った。 ADHDのせいにするのもどうかと思うが、俺はどうも「人脈を広げる」とかそういうのが苦手だし、特にtoCの営業なんかは向いていないと思う。 そんな俺にはありがたい

          優秀な営業マンとタッグを組んで歩むADHDの俺が考えるマッチングサイト

          ADHDにとって、この時代は情報伝達が速すぎるのかもしれない。

          医師の先生に 「情報の処理が苦手なADHDにとって、この情報化社会は生き辛い」 と言われ、確かにそうかもしれない、と思った。 スケールのデカい話をするわけじゃないが、人類の数千年の歴史の中で、インターネットが使えるようになったのはせいぜいこの20年ちょっとくらいの極めて直近の出来事で、 俺の記憶では、個人で普通にメールアドレスを持つようになったのは90年代の終わり頃だったと思うし、 リアルタイムにチャットなんかで連絡し合うようになったのもその頃からだと思う。まずはパ

          ADHDにとって、この時代は情報伝達が速すぎるのかもしれない。

          ADHDの俺が会社を辞めることにした話

          正式に会社を辞めることにした。 コロナの影響もあって、これから世界経済がどうなっていくか見通しが立たないこの時期に、一部上場企業の正社員を辞めることに対して、 「バカか?!」と言う人もいるかもしれないが、 あくまで「自分らしい生き方」を優先することにしたまでだ。 --------------------- 残念ながら、きちんとした会社の正社員という仕事は自分には向いていなかった。 ・お膳立て ・根回し ・利害調整 ・みんなで石橋を叩く会議 ・足並み揃え

          ADHDの俺が会社を辞めることにした話

          ADHD治療(TMS治療)のBEFORE/AFTER(BEFORE編)

          来週から「TMS治療」という、頭に電磁波を当てるADHD治療を受けることになったわけだが、 効果を実感するまでの回数は、人それぞれだというし、 「効果を実感」するには「治療前がどんな状態だったか」をきちんと記録しておかねば、 「徐々に症状が改善」した場合に、治療の効果が出たのかを検証することができない。 もちろん、治療前の脳波の状態と、治療後の脳波の状態を数値やグラフで比較すれば、客観的・定量的に比較可能だと思う。 しかし、元々治療を希望した理由が「症状の改善」なの

          ADHD治療(TMS治療)のBEFORE/AFTER(BEFORE編)