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行政書士試験で「これ、効果が高い」と思った記憶の整理術(行政法)

書いてインプットする事は、時間の無駄と言われています。
しかし、これはのアウトプットの練習、記憶の整理に抜群でした。有料記事の最後の一文で触れましたが、一文だけで具体的には書いていませんでしたので、こちらで紹介いたします。

【手順】は、次の通りです。
①紙を用意して、行政三法の繋がりをイメージして手続きや関連メモを書く。
②手続きの流れを自分で作ってあてはめる。(これが適切かはわかりませんが、具体例として自分で考えました。)
 ex) 飲食店営業
  ↓↓↓ 聴聞 許可取消
  審査請求
  ↓↓↓ 審査 棄却判決
  行政事件訴訟 裁判
  ↓↓↓ 審理
  ○○判決
③それぞれの法律で色分けして境界を引いたりマーカーを引く
④スマホでスクショして通勤電車で見る

【一部抜粋の例】

【作成のポイント】
こんな手順ですが、一番重要な事は、思い出しながら具体的な手続きをあてはめて、今はどの段階であるのか意識をしながら書く事である。
曖昧な部分はテキストを参考にしても問題ない。

【作成の効果】
行政法の問題は5肢択一で19問です。(うち3問程度は地方自治法)
そのうち行政手続法と行政不服審査法は混同してひっかけ問題ばかりです。
この手続きMapを作成した事で、明確に「ここひっかけに来ている」と分かるようになり、行政三法の9問は安定して得点できました。

これが、出来たら、行政法総論の執行罰(砂防法だけ)、秩序罰、刑事罰の違いを明確にし、基本テキスト記載の国賠判例を抑える。行政執行(即時強制、直接強制など)、行政罰のテキスト良くある表に具体的な事例をあてはめてMapと同様に自分なりに落とし込む。
これで、膨大でややこしい行政法が見事得点源に代わります。

行政法は5肢択一19問(76点)、記述式20点、多肢選択2問8か所(16点)で合計112点です。100点前後取得できると、一般常識ボーダー24点と合わせると180点目前です。

5肢択一の基礎法学(2問)、憲法(5問)、民法(9問)、商法(5問)、一般常識(ボーダー6問除く8問)の正答率50%で合格点に達しますね!!
得点戦略重要です!

今までの知識の再整理を残り1か月でする事で、合格圏に飛び込むことができました。
この記事が受験生に有益になりますように、お祈りいたします。

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