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グリーンマイル

これ観たのは2011年です。
2012年にその頃書いていたブログにこの映画の感想を書いていたのでそれを再掲します。


ある日、ちょっと暇で長女と何か録画した映画でも観ようってことになり、
ずっと前に録画したまま観てなかった「グリーンマイル」があることを思い出したってわけです。
トム・ハンクスが出てて一時期話題になったってことぐらいで内容は全然知らないままに観たのです。
あらかじめ内容を確認してから観ることが多い私にしては非常に珍しいことです。
<以下ネタバレ注意!>


不思議な力を持つ死刑囚コーフィー。
病気を治す力があるのだけど、実は無実の罪のコーフィー。
ほとんど刑務所の中が舞台で、意地悪な看守がいたりするわけなんだけど・・・
人間ドラマというよりはファンタジーっていう感じ。
普通なら、これは一体何が言いたいんだろう?とかぐちゃぐちゃといろんなことを考え込んでしまう私なんだけど、この映画だけはただひとつ!
電気椅子のことで頭がいっぱいになってしまいました。
あんなシーンがあるなんて!
全く予想してなかったのでかなりの衝撃だったのです。
結構、自分は拷問とか刑罰関連の書物を読んでるから頭の中ではある程度理解しているつもりだったのです。
・・・が、映画とはいえ人間が電気椅子に座り、本来ならば濡れたスポンジを頭に乗せるところをわざと濡らさなかった」なかったため、かなり凄惨な死に方をするのを目の当たりにすると・・・
実際はこの映像以上にひどいのかもしれないなんて考え始めちゃって死刑の是非だとか、死刑の方法だとか・・・そういうことが気になって気になって・・・。
映画の内容以上に電気椅子のことが頭から離れなくなってしまったのです。
とはいえ、勿論、内容も気になりましたので図書館で原作を借りてきて読みましたけどね。
どう感想を書けばいいのか・・・と思いつつ、いつのまにかこのブログに感想を書くのを忘れてしまっていました。
もう一度この映画を観る気はあるか?と尋ねられると・・・
そのうち、また観たいと思うかもしれないけれど、正直言って今はまだ見る気になれません。
ホラーとかフィクションでの残酷シーンは平気なんですけどね、
勿論、この話はフィクションですけど、電気椅子という存在は実際あるんですよね。
今、現在これと同じタイプのものが使用されているかどうかは知りませんが。
これ以上に残酷な方法で殺された人もたくさんいるんでしょうけど、
なんだかなぁ・・・。
・・・で、これ観て思ったこと。
私って結構繊細だったんだわ~!


・・・で、現在2022年。この映画を観たときから十年以上経っていますが再び観るようなことはしていません。
たぶん初めて観た時のように電気椅子のシーンにショックを受けるということはないと思うのですが・・・やっぱりもう観たくないという気持ちの方が強いですね。


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