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言葉を変換するのは難しい?

自分の感情を知ることに注意を向けるようになってから
びっくりするくらい
自分がコミュニケーションをとれていなかったことがわかりました。

親子の関係のみならず、指導者と子供、先生と子供
子供を大切に想うがあまり
自分のことよりも子供たちを何とかしようと
一生懸命になる大人は
自分とのコミュニケーションがヘタクソかもしれない。
それは子供のためなのか
自分のために子供にやってもらっているのか
本当のところはカオスだったりする。

私は今40代半ばで
いわゆる体育系育ちで(笑)
長男に「だから嫌いなんだよ体育系のくそばばぁー!」
と言われたときが懐かしい、、、。
あれは辛かった・・・。
あの時は何言われてるのかもわからなかったけど
今ならよく分ります。
あの頃の自分は子供とコミュニケーションできていなかったと思う。
もちろん自分とも。

数年前、こんなことがありました。
クラブで練習中、コーチが選手に言った言葉
「やる気がないなら辞めちまえー!!」

そうか、コーチは彼が本気になるのを期待してるんだな。
もっとやれると思ってるんだな!
コーチの意図と違うんだな、
鼓舞してるんだなときっと体育系の大人はそう思っていたでしょう。
がしかし

本当に辞めちゃった!

「えっ?」
辞めちゃった?
その言葉を発したコーチはもちろんのこと
体育系の親は、「へっ?」っと拍子抜け。
慌てて運営側が辞めるのを止めるも
「だって辞めろっていったじゃん、どうして辞めちゃいけないの?」の一言

ごもっとも。

コーチはやめてほしくて言ったわけじゃない。
けれど、本当はどうして欲しかったのか
コーチ自身がわかっていたら
違う伝え方ができていたんだろうなと思う。

どうして私たちは
言葉の真意をそう受け取ってきたのだろう。
嫌いもスキのうちなんてややこしい
そんな言葉の変換にエネルギーを使うくらいなら
素直に愛情を伝えて欲しいと思う。

私もよくやってしまうけど。

でも、自分の感情を否定せずに
受け取れるようになってきてからは
素直に言葉を伝えられるようになってきた気がします。

周りの仲間も
「昭和だから、しょうがない~」
っていうけど。
「昭和」ってそうなのかしら?
「平成」すぎて「令和」の時代
素直に気持ちを伝えなければ
伝わらないことをこどもたちに
教えてもらっています。





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