見出し画像

#20 呼吸以外禁止の高校時代

「逃げ出したい一心だった。その反動が今やばい!」

そう言ってオフシーズンは週5でカラオケに行っていたという。背番号20、上原健太投手。出身は沖縄、高校からは広島の広陵高校でプレイしていた。沖縄セルラースタジアムでの試合と交流戦の対広島戦マツダスタジアムでの2試合で先発登板をしている。こういう先発の情報が出るたびに(というか、その前から)ファンは「あー、栗さん。そうだよねー」ってなってる。もうファンはあまりこの起用に驚かなくなってる気がする。もちろん、いい意味で。

「見ました?野手でもないですよ。打った瞬間に指立てるやつ!あれはねぇ、真似できない。笑」

2018年東京で行われたファンミーティングで谷口選手が発したこの言葉で会場は爆笑。広島戦で上原投手が放ったホームランの映像もしっかり流されて、本人曰く「打った瞬間、あ、打ったわ。って思った。まっすぐに合わせたはずなのに、フォークにあってしまった。」と打った瞬間のポーズについてはまんざらでもなさそうで、その後マイクをバットに見立てて素振りをしてくれていました。(野手目の前に、僕やるんですか?って言ってはいましたけどやってくれましたね)


実はこの試合前ずっとティーバッティングをしていたことを話してくれました。とはいえ、打席に立つためではなく、下半身強化のためにティーバッティングをずっとしていて、宮西投手などもたまにやっているとのこと。その練習のおかげなのか、「打率は、5割です!(キリッ)」と野手の前で言える立派なホームランを打ってくれていました。

上原投手の去年の活躍などについては栗山監督の著書にも書かれていて、かなり崖っぷちだったことも明かされています。監督と上原投手のやりとりなどについても書かれているので是非見ていただきたいです。

「コントロール、それだけです。」

2018年シーズンの中で、彼自身課題もはっきりしてきたようで「(コントロールを)気にしなさすぎと言われていた。そこを気にしないと1軍に上がれないので」と語っていた。栗山監督の本を読む限り、かなり苦しんでいたんだろうなというのも伝わってくる。2019年シーズンは是非「札幌ドーム」で活躍してほしいと願っています。

おまけ1
みんなであの指を指すシーンを観てるとこw

おまけ2
ホームラン後の上原くんの真似をするきゅん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?