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少年の目をした8年目の指揮官

今年のキャンプシーズンはいつも以上に栗山監督の話題が多い気がする。いや、キャンプ前から日ハムは話題が豊富だったからか、そのたびにニュースに出てくる栗山監督の発言がファンの間だけではなく、他球団のファンからも反響が大きい。反響というか、どよめきと言うか、、、

2018年シーズンが終わってからの日ハムの話題としては

・ドラフトで吉田輝星・柿木蓮の獲得

・台湾から4割バッター王 柏融(ワン・ボーロン)選手獲得

・オリックスからの金子 弌大(登録名)投手獲得

と、今までに無いくらいオフシーズンがフィーバーしまくっている。(表現が古い)そのたびに、もちろん栗山監督も取材を受けて名(迷)言を発しては私のSNS界隈ではどよめきが走っていた。過去には、大谷翔平を「たべちゃいたい」的な発言した監督ですから、ファイターズファンの皆さん的にはもう慣れっこ、でも他球団ファンからは、結構驚かれることも多い。

「夏の甲子園の再現って、あんまりないんだよね。楽しみだよね? 普通に考えて楽しみじゃない?」。指揮官の目が少年のように輝いた。

昨日からファイターズ界隈はこの話題で持ちきりなのではないだろうか。昨年の夏の甲子園決勝で投げあった二人に明日16日の紅白戦での先発を告げたのだという。先に記した栗山監督の発言もニコニコした監督の顔と、ウキウキな感じでちょっと楽しそうに話す声が文字から出てくるような気がする。

今回の紅白戦は1,2軍合同の試合のため、必ずしも1軍選手だけでチーム構成されるわけではない。現段階ではチーム構成の発表はされていないため、この話題と同時に盛り上がっている「吉田輝星VS清宮幸太郎」が実現するのかどうかもまだまったくわからない。甲子園を沸かした選手が多く在籍するチームでもあるため、どんなチーム構成で打順がどうなるのか?が気になるところ。先発で1イニング交代なのであれば、少なくとも1,2,3番まで、でもまぁ4番まで来ると考えると・・・

いまちょうど、栗山監督の新刊「稚心を去る」を読み始めたところ。目次を読んでいるだけでも楽しいのだが、中にこんな一文があった。

育成して勝つのではなく、勝って育成する。それがファイターズ流だ。

今回の紅白戦先発起用も、このファイターズ流が色濃く反映されているのかもしれない。そんなことを考えていると、確かに栗山監督が言うように楽しみになってくる。


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