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64番、アイドル説。

剛力彩芽の次は、川口春奈

日ハムの高卒ルーキー「背番号64」田宮裕涼(ゆあ)捕手。ネットニュース記事の見出しには「田宮裕涼は川口春奈似!?三拍子そろった強肩捕手」と書かれていた。入団時からニコニコ笑顔で、インタビューなどにも明るく受け答えしていたのを見て、「いやー、かわいいねー!」って私の周りのファンは口をそろえてつぶやいていたけど、「この人に似てるね!」というのはまだ出てきていなかった。

2018年シーズンまで「背番号64」を背負っていたのは、谷口雄也選手だった。谷口選手もまたかわいい顔で、ファンからは「きゅん」と愛称で呼ばれていた選手。そして何よりも入団当初から剛力彩芽に似ているともっぱらの評判で、ファン感謝デーとかでは女装も剛力彩芽を意識した格好をさせられたり、いまだに「剛力彩芽 谷口雄也」とネット検索すると比較写真が出てくるくらい。去年の東京で行われたファンクラブ入会者向けのファンミーティングでも(ちょうどクリスマス時期だったこともあり)「僕は月には行きませんからね」って自ら話題をふるくらい界隈では定着している。

確実に日ハムの64番はアイドル枠だと思うようになった。でも、そのアイドルたちはただ単に可愛いだけではない。キャーキャー言われるだけの選手ではない。今日それを確信した。紅白戦で後半に登場した田宮捕手は最初の藤岡投手とはちょっと合わない感じがテレビ越しに感じたけど、でも彼のマスクの奥の目がすごかった。すごい強気だと思った。可愛いアイドルの雰囲気は全くなかった。それは、以前の64番、谷口選手にも通づるところがある。そして二人ともドラフトでは下位指名だったけど、しっかり活躍している(しそうな)二人。

去年初めて鎌ヶ谷に行った時に見た谷口選手は、私が札幌にいた頃テレビで見た記憶がかすかにあったイメージの何倍も体が大きくなっていて、もう「可愛い」という表現が似合わないくらいだった。そして、北海道の震災があった後の試合でのインタビューでは、「北海道が大変なときに北海道のチームである僕たちがここで試合をしていていいいのだろうか?とも考えた」というような言葉を発していたのを聞いて、それだけで私は涙が出た。一軍の震災後の試合で登板した上沢投手の姿も感動したけど、個人的には谷口選手のこの言葉に感動したし、元道民でイチファンとしてすごく嬉しかった。今年は背番号が変わったこともあるし、谷口選手にはもっと札幌ドームで活躍してほしい。

今年もきっと鎌ヶ谷に通うことが多くなりそうなので、その時にしっかり田宮選手のこと見てきたい。というのがファン心理だけど、同時に鎌ヶ谷にずっといても選手的にはあまりいいわけなくて…とにかく、今年も応援したい64番、アイドル枠。


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