チャットモンチー 告白の話

先日、散歩ついでによった最寄りのブックオフで、チャットモンチーのライブDVD(2009年 アルバム「告白」リリースのツアー)を見つけて、懐かしくなって買って家で観てみた。

軽い気持ちで観たら、
なんかもういろいろ感動してしまった。

まず、
この会場が今は無きお台場のZepp Tokyoってのに感慨深いし、グッとくる。

ZeppTokyoは、たくさん行ったし、
いろんなライブを観たり、コンサートスタッフのアルバイトで、朝から晩まで働いたこともある。舞台の上とか舞台裏の楽屋とかにも入ったことある。
思い出がたくさん詰まった、大好きだったライブハウス。
(アルバイトの舞台設営の時に、舞台監督の男に理不尽に八つ当たり気味に怒られた事を思い出したけど、
そんなクソ舞台監督には心の中で「うるせー!」と中指立てておく。)

ライブDVDを観ていて、
何で解散してしまう前に出来ればスリーピース時代にライブを観に行かなかったんだろう。
と後悔した。

やっぱりバンドって、
ずっと活動しているわけじゃないし、
絶対いつか解散するし、
終わりを迎える。
(チャットモンチーもNICO Touches the Wallsも終わってしまった。)

いや、バンドだけじゃないな。
人間の人生も同じか。
生きているから、絶対にいつか死ぬし、
終わる。
始まりがあれば、それと同じでいつか終わるのはしょうがないね。
そうふと考えると切ないし、悲しいけど、
そういう物だからね。

DVDを観ていて、
「告白」に収録されている曲「CAT WALK」が特に響いたし、考えさせられた。

"私がいなくなったとしても
3分おきに電車は揺れて
きれいに きれいに 花は咲き
戦いは止むことなく
コーヒーショップは店を開け 
子猫は歩くテクテクと
コーヒーショップは店を開け
お構いなしにテクテクと
でも誰かに残った思い出は 生き続けるよ
でも誰かに残った思い出は 
きっと生き続けるよ"             

            CAT WALK
                                   チャットモンチー


この歌詞通り、
いつか自分がこの世から消えてしまっても、
世界は関係なく続いていくだろうし、
止まったりしないんだよなぁ。
そりゃそうだし、当たり前なんだけど、
なんか少し切ないなぁ。とも思いました。
でも、自分の周りにいてくれた友達、家族、知り合いとかそういう人の中に残り続けるなら。
それだけで充分だな。とも思った。

いつか時が来たら、人生終わってしまうし、
それがいつなのかとかは全然わかりようもないし、これから先の事なんてわからないけど、
今、出来る事、やりたい事をしっかりやって
日々楽しく生きて行けたらいいと思った。

思い通りにいかないことも多いし、
しんどい事も日々襲ってくるし、
いやー、容赦ないなぁ。って事もあるけど、
たまに些細な事で「ああ。生きていて良かったなぁ。」って事もある。

いつでもどんな時でも
出来るだけ楽しく生きたい!


追記

最近、親友とナイトサイクリングでお台場をチャリで走ったけど、パレットタウンの観覧車がなくなった景色は寂しかったし、
お台場で夜中に空いてる店の店員の接客態度は、ちょっと酷い。。。!






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