最近僕の周りでプチ流行りしている『キャッチボール』。

先輩が遂にキャッチボールサークルまで作ってしまいました！笑

メンバーは、4歳〜45歳まで幅広いです。

活動内容は、

【楽しくキャッチボールして、お酒を飲む】

です。

"ただ飲みたいだけでしょ？笑"
なんて、野暮なことは言わないでください。

当然です。
飲みたいです。

全員ただのノリ

キャッチボールサークルが立ち上がったのも、確か飲みながらだったと思います。

先輩の家の近所に住んでいる、僕と同い年の女の子が、
『キャッチボール好きなんです』と言い出したところから始まったらしく。

その界隈の、グローブ所持率が異常に上がりました。

飲んだ勢い、ただのノリ。

でも、スゲーのは、それで、本当に活動をはじめちゃう！ってとこです。

僕も初参加

『三宅くんもやろうよ！』

断る理由や先延ばしにする理由が1ミリもないので、参加しました。

初参加といっても、
『じゃあ、これからはじめます！みなさんよろしくお願いします！』みたいな感じは一切なく、
開催も、
"飲んだ勢い"
"ノリ"
で始まります。

その日は、先輩の所属する自治会の"ふれあい祭り"でした。

ふれあい祭り。

田舎出身の僕は、正直舐めてました。

子供らがちょろちょろしてて、露店が5.6店並んでて、地元のおじさんが昼から飲める溜まり場になっている。。。

会場に朝から行くと、、、、

熱気がすごい！！！

自治会のおじさん達は、必死の形相で焼き鳥や焼きそば、カレー、かき氷、を作り、
おばちゃん達は、声が潰れそうな程の大声で客引きをしつつ、道行く知り合いと世間話。
子供達もワイワイしてました。

しかも、祭り会場の全長は700メートル超え！
そこに数十の露店が並んでいました。

かくいう僕の先輩:キヅカさんも、真剣な表情で焼き鳥を焼いていました。

かっこいいー！！（左から二番目！）

そして、昼過ぎには続々と完売のお店が出てきました。
もちろん、キヅカさんの焼き鳥屋さんも早々に完売！

ビール片手にやってきて、30分ほど談笑。

『じゃあ、三宅くん、キャッチボールしようか』
どうやら、キャッチボールサークルの活動スタートの合図みたいです。

ーそーっすね〜！行きますか！

ということで、近所の公園に移動して、キャッチボール開始！

本当に、ただ、ずーっと、キャッチボールするだけです。

ただ、キャッチボールするだけ

キャッチボールなんて何年振りだろう。

多分高校生の時に親父とやって以来だから、10年ぶりくらいでした。

普段一緒に仕事をしているキヅカさんと、向かい合ってキャッチボールするだけなんだけど、
なんだか凄く楽しくて。

多分、二人ともずーっと笑っていて、
それは、お酒を飲んでいたせいかもしれないけど、
そうではないかもしれなくて。

子供の時、親父やじいちゃんとキャッチボールしてた時と似た感情になりました。

なんだろう。

安心感？充実感？

どうにも言語化できません。

キャッチボールを始めてからしばらくして、
キヅカさんがしゃがみこみました。

キャッチャーのポーズです。

僕はリアクションを取る間も無く、「セットポジション」に入りました。

一塁ランナーには目もくれず（そんなものはいないんですがw）、
ただ、キヅカさんの構えるファーストミットに豪速球（気持ちのね）を投げ込みました。

パチン！！！

ファーストミットにボールが収まったのを確認すると、
僕もキヅカさんも笑顔になりました。

楽しいから？お酒を飲んでいたから？

多分。

ボールがファーストミットに収まったからです。

それ以上でも、それ以下でもなく。

ただ、収まったことに喜びました。

SNSの次の世界

キヅカさんとキャッチボールをしながら感じたことを少しだけ書きます。

いつも職場で顔を合わせていて、
楽しい時も苦しい時も一緒にいます。

コミュニケーションのほとんどがフェイスtoフェイスです。

でも最近は、LINEとか、SNSでのコミュニケーションの方が増えてきました。

それは良いこととか、悪いこととかではなく、
事実としてそうなってきました。

僕が入社した当時、
想いや気持ちや熱量だけしか持ってなくて、能力も知識もなかった僕と、いつも同じ目線で話してくれて、
それはそれは、二人でよく飲みに行ったものです。

たまに飲みすぎて、キヅカさんは奥さんに注意されていました（結構言葉選んだ方よ！！w）。

僕が結婚してからは、僕の奥さんに怒られていました（ここは言葉選んでないw）。

身になるとか、ならないとかではなく、
純粋にコミュニケーションを楽しんでいました。

あの頃の感覚は、次第になくなってきたのかなあ。と最近感じていました。

それは多分、キヅカさんも似た気持ちなんじゃないかと思います。

でも、それを思い出せてくれたのは、

【キャッチボール】でした。

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”まあ、楽しければいいじゃないの！”

”そうっすね！”

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皆さんは、最近疎遠になってきたり、コミュニケーションが少なったり、微妙な関係になったりしていませんか？

そんな時は、グローブを２つ買って、ボールも買って、
広めの公園に出かけて見てください。

思い出せるかもしれませんよ。

”あの時の気持ち”を。