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職場の人間関係〜マウンティングしてくる人の心理

高確率で存在している職場のトラブルメーカー。そんなトラブルメーカーさんにもいろんなタイプがおられます。

今日は『マウンティングを取ってくる人』について書いてみます。


明らかにマウンティングを取ってくる人は扱いが難しいです。
ターゲットには勝ちたい。つまらないテーマにさえ「私の方が上」と勝ち誇ってくる。ほら私の方があなた(あの人)より上でしょ?と延々とやられたら疲れてきます。
その中でも、相手をわざと低く評価して自分の位置を上げようとする人。
ゼロの位置の人がプラスになる努力もせずに、相手をマイナスにして自分は上にいると錯覚させる、というイメージです。
努力するのは嫌いな(もしくはできない、習慣がない)怠惰な人が”人を下げて自分を上げる人”です。
こういう人はいちばん面倒で、ターゲットになってしまっている評価を下げられた人は迷惑なだけです。

動物社会のマウンティングは立場の序列を明確にして集団をまとめるためのものですが、人間社会では”優位に立つ快楽"が主であると考えます。
次に”攻撃する快楽”。マウンティング側は勝手に試合して勝手に勝ったつもりです。
そして「あの人よりもすごいと言って欲しい、褒めて欲しい」というように承認欲求が強すぎる人の心の中にあるものは『劣等感』。
それを認めたくないし目をそらせたいから、とにかく評価が欲しい、あの人より上だと思うと安心できる、自分には価値があると思いたい。
自分を一番認めて欲しいのは自分だけど、自分に自信がなくて自分の価値を認められない人がマウンティングを取る人ではないでしょうか。

対応としては
① 話をオウム返しにする
 「私の方が優れている」と話す人が自分の言葉をそのまま返されると、気
    持ちよくなるか、馬鹿馬鹿しさに気付くか(←期待薄ですが)のどちらか
 ですがどちらでも結果はOK。
② 褒める
 満足していただきます。
 わーすごいー^ ^さすがですー^ ^
 的な感じで、本気では褒めなくていいです。
③ 距離を取る
 できるだけ離れる。関係を希薄にしていくのが一番です。


成果(結果や報酬など)を受け取るまでの努力を人に聞いて欲しい、認めて欲しい、一緒に喜んで欲しい、というのはマウントとは思えませんし、逆に受け取り側が劣等感を持ってる人なら自慢に聞こえるかもしれません。「自分より上って言いたいの?」という風に。
なので、たとえ努力を讃えて欲しくとも相手を選ばないと非難を受けてしまいます。もちろん話す側の伝え方にもよりますが。

職場でも学校でも、マウントを取ってくる人というのは一定数います。
そういう人の心の中は、挑んでくる強そうな見かけと違って脆いものなのではないでしょうか。





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