雰囲気が物語る わたしの話がウケない理由 ~メラビアンの法則~
OL生活でいちばん憂鬱なのがランチタイム。
ほんとうにOL向いてないと思う瞬間だ。
とくに4月・5月。
知りあって間もない人とか、興味があることも共通点も少ない人といっしょに
ながい時間を過ごさなければいけないシチュエーションが 大のニガテなのだ。
休憩は1時間。
お弁当をとりに同僚と一緒にロッカールームへ。
階段をのぼり最上階の食堂へいく。
ごはんをたべて、休憩終了10分前までのんびり。
トイレにむかい一緒に歯みがきをして、一緒に自分のデスクまでもどる。
ご縁があっておなじ部署ではたらくことになった仲間なのに
1時間という長い時間 どうやって間をもたせるか、重荷に感じてしまうんです。
気心が知れるとラクに過ごせるようになるんだけどね。
コミュニケーションに自信がないわたしは、自分の話をするのがニガテ。
自分の話をすると相手の反応が気になって、早くしゃべり終えたい と思うこともある。
その理由は、相手を楽しませる自信がないから。
会話がうまい同僚みたいに相手を楽しませなきゃいけないと感じている。
なんだか相手もつまらなさそうにしてる気がする。
完全にプレッシャー裏目に出てる。
うまくいかないと、もう失敗したくないから話をしたくない
という気持ちが大きくなっていく。
こんなわたしの会話の敗因を
「ああ、そうだったのか!」と納得させてくれたのが
″メラビアンの法則″です。
コミュニケーションは言葉だけじゃない 雰囲気が伝わる
会話をするときは、話の内容だけではなく
話し手の表情なども情報として受けとります。
″メラビアンの法則″ は
コミュニケーションにおいて重視される要素の割合
をあらわしています。
視覚情報 55%
聴覚情報 38%
言語情報 7%
*視覚情報
見た目・身だしなみ・しぐさ・表情・視線
*聴覚情報
声のトーン・速さ・大きさ・テンポ
*言語情報
言葉そのものの意味
話の内容だけでなく、見た目のようす・声のかんじなどの影響が大きいのです。
(注意)
この法則は、言葉や態度について矛盾したメッセージを発した場合、どのように伝わるのか実験されたものです。
どんな場合でも話の内容が7%しか伝わらないというわけではありません。
例えば、
うちは夫婦ゲンカのあとにお互いに謝ろうというルールを作ったんですが
相方は視線を反らしてムスッとぶっきらぼうに「ごめん」と言うんです。
「お前ぜったい反省してないだろー!!」と余計に怒れる。
無意味なルールになってしまった…。
もうひとつ、
意中のカレに、はにかんで頬を赤らめて「大キライ」なんていう女の子かわいいですよねー。
ぜったい好きに決まってるじゃん。
というわけで、コミュニケーションでは非言語の要素が大事なんです。
ランチタイムのわたしを振り返ってみると
自信がなくて
楽しくなさそうに自分の話をしていた
これが敗因でした。あちゃー。
コミュ力が高いコを観察すると
ニコニコ話していても
実はくだらない内容だったりもする。
(相手を不愉快にする話題をさけるというキホンのマナーをおさえていれば)
相手の反応を気にするよりも、
「まずは自分が楽しんで会話することを重視しよう!」
と考え方をあらためました。
笑う門には福きたる。
やっぱり笑顔がいちばんですね (^-^)
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