奇妙奇天烈展覧会、「卒展」。

卒業・修了展が終わった。死ぬほど忙しくて、死ぬほど大変で、死ぬほど心が揺れる展示。

私の展示場所には一週間で1万人を超える来場者数で、展示動線は行列みたいになっていた。休日のディズニーランドのほうがまだ歩きやすい。

とにかくLINEとDiscordが鳴り止まない。カタログがない、マップがない、ヒーターがない、受付のシフトが来ない、〇〇さんがいない、どれそれがわからない、などなど。

それに加え、知人から「今ついた!」「〇〇時ごろ行くよ」という連絡が相次ぐ。今会いたい人、今は会いたくない人、いつも会いたくない人、いつでも会いたい人。色んな人から連絡が来る。

それでも連絡をひとつも貯めずに返事をしたことは、最早偉業レベルだと思う。ADHDと診断してくれたお医者さんには、診断を撤回してくれてもいいとさえ思う。

私はそれをこなしながら、業務委託を受けている仕事をこなさなければならない。リモート会議、進捗報告、持ち作業。卒展が行われている上野キャンパスに、静かな場所なんてほとんど無い。だからリモート会議の場所を探すのも一苦労だ。

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