西園美彌 miya-nishizono 魔女トレ

舞踊家・ダンサー/クラシックバレエ/コンテンポラリーダンス/筑波大学ダンス部・体育専門…

西園美彌 miya-nishizono 魔女トレ

舞踊家・ダンサー/クラシックバレエ/コンテンポラリーダンス/筑波大学ダンス部・体育専門学群スポーツバイオメカニクス研・大学院卒/動作改善&運動指導/身体づくり/最近魔女と呼ばれます #魔女トレ

最近の記事

【ペアで足を整え合う】くるぶし編

【ペアで足を整え合う】くるぶし編 足指が縮こまりやすい人、足首が硬い・硬くなりやすい人というのは、一つの原因として、足首を誤解している。足首の動きを制限するような動き方をしてしまっている。 その誤解を解除する練習として伝えているのは 「内くるぶしと外くるぶしで繋いだラインを軸にして足首を曲げ伸ばしする」 つま先が上がれば踵は下がり、 つま先が下がれば踵は上がる 立ちしゃがみの際にもくるぶしをクルクル回転していることを感じながら動くと良い。 股関節が硬いという人や長

    • 感覚を幻想でないものにしていく

      魔女トレは不思議な体験になる方が多いけれど それは"地に足がつく"ことによって初めて深部から身体を体験したというだけ。 すぐそばにあっても遠い存在のような身体にきちんと向き合っていく。 受けた方はわかると思うけど やる事はめちゃくちゃ具体的。 身体をちゃんと感じているかいないかを 私が触れたり観たりして その方法を具体的にお伝えしている。 感覚を幻想ではないものにしていく。 ちゃんとその人が自覚できる領域で。 [魔女トレ with kpf japan]3/

      • 【ペアで足を整え合う】触れ合い編

        【ペアで足を整え合う】触れ合い編 1.手と足を繋ぐ 2.自分の手と相手の足が馴染むのを待ってから動かす ここでは小趾球の足首回しをやる説明をしているところ。小趾球は感度が鈍い人が多い。だからこそ手の人も足の人も、それぞれ自分の感覚の宿るまで必要な時間をかけるのが良い。 感覚が来るまで待つ。動かす前に。 前の投稿では丹田を意識、と説明したが、馴染むのを待って、それから動かせば丹田に(臍・骨盤内部・体幹全体へも)響く。 ………………… セルフの魔女トレでは手と足を同時

        • 【ペアで足を整え合う】足首回し編

          【ペアで足を整え合う】足首回し編 ・手の人は、相手の丹田に向かって圧をかける ・足の人は、手から響く圧、関節の連動から生まれる弾性を受け取める ………………… ペアワークをセミナーで扱い始めた当初は母趾球や小趾球に圧をかけながら回すということを伝えていたが、最近は丹田へもアプローチするように伝えている。 ただ言葉で「集中して」と伝えて、それが通じるのはよほどそうした経験の下地がある人達ではないかと思う。あえて漠然とその人なりでOK、というつもりなら良いかもしれないが、

        【ペアで足を整え合う】くるぶし編

          足に触れる手は、足のやわらかさを。触れられている足は、手のあたたかみを。

          【魔女トレ in 福島】2024.1.27 約2年ぶりの開催。 足裏3点の位置の詳細 足首まわしのやり方etc. この足は丹田と繋がっているか? 足に触れるその手は、足とどう通じ合えているか? 「意識する」はなにをしてる?? みんな[やる/do]になりがち。 私が求めるのは[感じる/feel]または[味わう/enjoy]。 足に触れる手は、足のやわらかさを。 触れられている足は、手のあたたかみを。 魔女が受講者にそれぞれのアドバイスをしている様子→ その①

          足に触れる手は、足のやわらかさを。触れられている足は、手のあたたかみを。

          あなたは身体について、なにを学んでいるのか?

          自分の身体を内側から感じていない限り、学んだ知識は身体の表面を通り過ぎるだけになってしまう。 身体と向き合う時、一瞬一瞬にその場に起きている内側の反応を、予測も期待もすることなく、素直に受け取ろうとする態度が必要となる。 常に情報を追いかけながらも目先の真新しさだけ、効率の良さだけ、知っている世界だけになってしまっていないか。 ……… 片足の足裏を整えた後、整えた足と整えてない足で荷物を持った時の身体の違い。足の状態による違いがどのような範囲にまで及ぶのか。それがこれ

          あなたは身体について、なにを学んでいるのか?

          触れる

          【魔女トレ for 円覚寺】2024.1.19 円覚寺管長の横田南嶺老師は多種多様な講師達を招き、修行僧への教育に試行錯誤されている。私はその講師の一人として務めさせていただいている。 今回も修行僧の方々に直接触れて指導していった。触れなければ分からないことが沢山あるからだ。 人が育つ、人を育てる、人が生きてくるということにおいて、触れることほど大きな学びはないのではないかと、人体の持つ可能性に目を向けている人間としては感じている。 しかし宗派が違えば女性が修行僧に触

          股関節をハメるトレーニング解説動画

          【股関節をハメるトレーニング】 [初期版]解説と[超最新版]解説。 https://x.com/miyanishizono/status/1755947291486360036?s=46&t=FnmNq9yfYRirZ7Ql6TfsFw 股関節が動かない人は肩関節を一緒に動かしてみる。動画では伝わらないかもだが指先も各関節も繊細な動きをしている。(動画見るだけで分かった気になってほしくないけれど実践者が増えてくれることを信じて…) 感覚が全身通っていて、さらにその精度

          股関節をハメるトレーニング解説動画

          魂のこもった言葉と生き方を

          直接会ったこともない人の画面上や教科書上で伝えられる言葉での説明・指導法。それらが溢れる現代。 簡単に真似できるような言葉と概念であればあるほど本質が抜け落ちる。 身体からも、精神からも。 スポーツであったり芸術であったり、そこにある大切ななにかが込められてない指導をしている時は肌感覚で分かると思う。 もしその肌感覚が分からない人は身体を作った方がいい。 私はその感覚を育む道筋をつくっているつもり。 身体の在り方 精神の在り方 自分自身の現在地、など 地に足をつ

          魂のこもった言葉と生き方を

          Voicy始めました。

          #1 自己紹介 https://voicy.jp/channel/3194/383579 #2「健康」への意識と態度 https://voicy.jp/channel/3194/384574 #3 9月10日「ご縁」 #4 「魔女トレ」過集中過緊張しやすい方の朝と夜 #5 「心を整える」を前提から変えていく #6 運動の前に整えよう(魔女トレ5つ) https://voicy.jp/channel/3194/390956 #7 「自分にとってちょうどい

          丹田のない身体 丹田のある身体

          魔女トレ in 仙台での一コマ。 《丹田》を意識した身体とそうでない身体。 これは、相手(柔道整復師の先生)がとっても素直(な身体)なのでこんなに分かりやすくなったのだと思う。 ………………… 丹田は大事だ。 発育発達の観点においても、 自己を認識する上でも、 パフォーマンスアップにおいても、 施術の効果を出す際にも。 魔女トレでは足からつくる。 丹田との繋がりにおいて足は重要だから。 そこにアクセスできたから何人もの方が 「生きる意欲が湧いてきました」 と

          丹田のない身体 丹田のある身体

          目覚めに起きた手首の閃き

          今朝、 「人に安心感を与える手になるための手首の使い方はこれだ…!」 という閃きで目が覚めた。 閃きながら目覚め、再現性を高めるべくそこから何度も方法や力加減、角度、感覚、それらを多角的に分析して深め、またこの能力を高める習慣と積み重ねるべき取り組み、そして間違った使い方になってしまった因果関係や相関関係に思考を巡らせた。 ……… 目覚めたとき、私は左を胸の上に置き、右手その左手手首を包んでいた。 私は無意識的にその手で胸を撫で下ろしていた。それがなんとも幸せな心

          目覚めに起きた手首の閃き

          甲野善紀先生の稽古場にて

          昨日(2022/3/7)は甲野先生の稽古場にお邪魔させていただいた。 空気投げの田島大義先生、こいそ接骨院の小磯直樹先生、NHK趣味どきっ!古武術にご出演の林久仁則先生と共に。 甲野先生の最新技を皆で受けたり稽古場に先生が接地した新しい遊具(鍛錬道具)で遊ぶなど。 武術の稽古は独特の時間が流れる。 私は、ただ観る。 観るときは観る、に徹する。 集中するとき私は自然と姿勢が正される。機能を最大限動員させた身体感覚で観るためにそうなるのだろう。 動きを観る。 技とい

          甲野善紀先生の稽古場にて

          足のストレッチで変化する人しない人

          いろんな方の足を見てきました。 足指を底屈させて甲を伸ばすストレッチをして、気持ちよく感じる人、激痛を味わう人… 感じる感覚は人それぞれです。 その方の感度によります。 足のストレッチをして起こる変化の出方はさらに千差万別です。 身体との向き合い方をしてきてない場合には、変化の感じ取り方が分からず、私の目からは変化していても、本人の感覚は変化してないと言われることも。 身体の状況にもよります。 身体の歪みや無意識に起こっている緊張が足由来だと、足を変えたら全身が変

          足のストレッチで変化する人しない人

          3つの首(足首・首・手首)

          先日、とあるグループのセラピスト・トレーナーの方々にプライベートセミナーを開催しました。 20代のその方々は足指と骨盤〜背骨が繋がっていて、私は「え!みんなが?すごい!」と思いました。 その方々は専門学校で講師をされている先生のお弟子さん達で、その先生は首・姿勢のコンディショニングを専門にしている方でした。 そこから思ったのは 首から整えること・姿勢を調整しながらトレーニングをすることは 足と身体へのつながりも勝手に養われていくということなのではということ。 ……

          3つの首(足首・首・手首)

          甲野善紀先生の足から

          甲野善紀先生の道場(松聲館)にお邪魔してきました。 システマの北川 貴英さん、こいそ接骨院の小磯直樹さんとご一緒させていただいて。 甲野先生からいただいたお言葉: 「巫女顔ですね」 「ぶっとんでますね」← 嬉しいお言葉の数々。 6時間以上もの間、ひたすら身体談義。 はじめは甲野先生の話についていくのがやっとでした。先生のお考え、言葉とその本質、積み重ねてこられたものの奥をつかもうとしました。 先入観を持ちやすい私なので、過去の思考を挟まないまっさらな頭でいること

          甲野善紀先生の足から