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2019映画ベスト10

基準は「この後も、きっとずっと覚えている」です。
見た順です。

・『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ』
・『運び屋』
・『オアシス デジタルリマスター版』
・『未知との遭遇 ファイナルカット版』
・『旅のおわり世界のはじまり』
・『町田くんの世界』
・『工作 黒金星と呼ばれた男』
・『パラサイト 半地下の家族』
・『音楽』
・『劇場版 さよならあいち』

次点:
『メランコリック』
『東京干潟』
『男はつらいよ お帰り寅さん』

230作くらいの鑑賞タイトルを振り返ってみて思ったこと。
「体験」として残るのは、ちょっと不格好で、危ういバランスでできているような映画だということを、改めて実感する。
完成度の高い映画はもちろん「おお、スゲー!」と感動するのだけど、どうにもスクリーンをはみ出していて「え?え?」となる映画。「分かるけど、なんじゃそりゃ!」と叫びたくなる映画。好きかと言われるとそうでもない場合もある。でも、そういう映画たちは忘れない。
『ホットギミック ガールミーツボーイ』、『ブラック・クランズマン』、『男はつらいよ お帰り寅さん』、『A DAY IN THE AICHI(愛知版)』あたりは、それが特に顕著だった。『町田くんの世界』や『東京干潟』『旅のおわり世界のはじまり』だって結構そうだと思う。
ラストで突然とんでもないところへ連れていかれたり、絶対おかしいだろ!というカットが入り込んできたり。わざとやってるのかどうかは知らない。一見すると普通に見える点が曲者かつ重要。単なる破綻とは違う。

まあ、これは2019年の記録として残したいので、完成度その他もやっぱり若干は考慮し(笑)並べたベスト10本です。
名前を挙げた中で現在全国公開中なのは『寅さん』ですね。思い返すと、やっぱりちょっと変な映画。でも山田洋次監督の「今、俺がなぜこれを作ったか!」という思いが、これでもかと入れ込んである気がします。すごく伝わった。
寅さんに関する詳しい知識がなくても問題ないよ。ぜひ見てくれ。



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