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98、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。2試合連続の引き分けの悪夢から、いつ覚めるのかガナーズ、の巻。

98、2試合連続の引き分けの悪夢から、いつ覚めるのかガナーズ、の巻。

2週間続けて、2点のリードを守れず、引き分けで4ポイントを失ったアースナル。
2試合とも早々の2点先取で、<気楽になり過ぎて緊張感をなくした>のか、或いは<プレッシャーから>なのかは分からない。
いろいろな要素が絡んで、このような結果になったのだろう。
負けてはいないので、今後の展開に繋がる貴重な2ポイントを得た、とも言える。余りにも楽天的かもしれないが、1ファンは、そう考えたい。

ウェスト・ハム戦での<サカのペナルティ失敗>の様に、自分達の思い通りに試合が進まない時、今の若いガナーズには耐性がない。ショックを引きずってしまい、集中力が切れる。それは、ペナルティ失敗後すぐに相手に与えた同点弾に良く現れている。
こういう時に、率先してチームメイトを落ち着かせる行動を起こすのが、ベテラン選手の仕事の内だと思うが、今のアースナルには誰も居ない。
ウーデゴールは気品のあるキャプテンだが、プロ・スポーツ選手に必須のアグレッシブなところが少し足りないと1ファンは思う。
そうは言っても、ジャカの、超がつくアグレッシブさは、また別の問題が起こってくるので、いただけない。

この2試合でのアースナルの停滞は、<プレッシャーに負けている>というのではなく、<過剰なガナーズのヤル気>に帰しているのではないか?? 
なので、先に書いたように自分達の思い通りにならないと、焦りで集中力を失ってしまうのだろう。どちらにしろ、ガナーズは、精神面を早く改善しなくてはならない。
1ファンが一番心配しているのは、これらの引き分けの試合経過についてだ。
簡単に2点先取した後に、同点に追いつかれた、という問題である。
<2点のクッションがあっても勝てないと、1点差の時などは、言わんをがな>で、ガナーズの精神状態に不安が残る。
昨季と同様に、ガナーズは自らが自らを苦境に追い込んだ、としか考えようがない。

次戦のサザンプトンは今最下位なので、死にもの狂いでの戦いを挑んでくると予想する。
バナナ・スキンで転ばないように、何点先取したとしても、気を抜かずに集中力を切らさないで試合終了してほしいものだ。
もちろん、Man C戦前の3ポイント獲得は必須である。
ガナーズには、昨年のW杯で魅せた、モロッコ・チームのような心意気を発揮して欲しいと、1ファンは願っている。

【4月21日】試合開始。
4-3-3 フォーメーション。

ジンチェンコは治って先発しているが、ジャカがベンチにも入っていない。どうして?? 心配である。
サザンプトンでは、1ファンが、どんなに落ち目になっても引退までは応援すると決めている、ウォルコットが先発している。
今日だけは、あまり活躍しないでほしい。

【1分】嗚呼!❢ ゴール。1:0。サザンプトン。
何何何!❢ ラムズデールがショッキングなミステイクを犯す。
緊張がほぐれていなかった彼が、トロいパスをジンチェンコに送ろうとした。そのボールをインターセプトされゴールを決められた。
時間はあるが、焦りは禁物。早く2点を入れるように落ち着いてプレーをしなくてはいけない。気落ちしてカウンター・アタックを決められたウェスト・ハム戦での反省を活かそう。

【14分】嗚呼!❢ 3点が必要になった。本当にガナーズのショックへの緩衝帯は薄い。
ゴール。ウォルコット。2:0。サザンプトン。

1ファンの気持ちは複雑である。泣きたいが嬉しくもあり、なんとも言えない。先に書いたように、彼に今日だけはゴールして欲しくなかった。泣きたい方が勝っている。

【20分】ゴール。マーティネリ。2:1。サザンプトン。あと2点必要だが、何とかファースト・ハーフ内で同点に追いついてもらいたい。Back in game(試合になってきた)

【26分】ナーバスになっているラムズデールが、危ないところだったが防ぐことが出来た。落ち着いて!❢
サザンプトンの今日のカウンター・アタックは、ナーバスなガナーズにとっては最高に厳しい。

【31分】ウォルコットのロング・シュート。ラムズデールがストップ。
先の2試合では、2点先取の後、引き分けにされたが、今日は反対にあと1点入れるだけでなく、2点取って勝利に導こう、がナーズ。

【40〜分】ハーフタイムまでの重要な時間。Go Arsenal!❢
ジェズスは何処に隠れているのだ。姿を現せ。

【45〜分】ジェズスのシュートは防がれる。
コーナ・キックからのボールをホワイトがヘッディング。ゴール・ラインでクリアランスされる。
カウンター・アタックに気をつけよう。

ハーフタイム。

ガナーズは、自分達のシステムに入り込んだショックを咀嚼吸収し、早く取り出さなければならない。
セカンド・ハーフ前半で同点に追いつかないと、ヤバい結果になる恐れがある。取り敢えずは、早めに誰かの同点ゴールが必要だ。
今のアースナルには、<ミスをしても、僕じゃないよ>と、すぐ気分転換する猫のような性格の選手はいないのか??
失敗を引きずってはいけない。

後半戦。

【51分】ジェズスのペナルティ・アピール。何も無し。

【56分】トロサードがヴィエラと交替。
サザンプトンの時間潰しが始まった。彼等にも、下部リーグに落ちない為の貴重な3ポイント獲得がかかっているのだ。
時間だけが過ぎて行く。

【62分】サカのシュートはゴール・ポストに嫌われたが、どちらにしろ、オフサイドだった。

【66分】ゴール。3:1。サザンプトン。試合はもう殆ど終わった。1ファンは一瞬、言葉を失った。簡単にコーナー・キックを与え、簡単にゴールを決められてしまった。

【〜70分】焦るガナーズ。何も起こらない。

【〜80分】ミス、ミス、ミス。
ホームの試合である。昨季のリアル・マドリッドのように15分に3点とか入れられないのか。

【88分】ゴール。ウーデゴール。3:2。サザンプトン。ボックスの外からキャプテンとしての意地を見せるゴールを決めた。
1ファンの思いが届いたか??やっと1点を返した。

【90分】ゴール。サカ。3:3。同点。もう一度書く。同点に追いつい追い付いた。
どうして、これらの5分間のプレーを最初から出来なかったのかと思う。遅過ぎる反応である。もっと早い時間にやってほしかった。
4点目はいれられるか???

【92分】トロサードのシュートが、入ったかと思ったが、惜しくもゴール・バーに防がれた。
ネルソンが、あの感動をまた繰り返してくれないかなと思う。

【95分】コーナー・キック。何も起こらず。

試合終了。

最後の最後の攻撃も身を結ばなかった。
あと何分かあったら、4点目をアースナルが入れられただろうと思う。残念。

いつもは、悲観的なことは書かないようにしているつもりの1ファンだが、今日は、何もポジティブな事は書けない。一つだけの良かったと思うのは、引き分けに持ち込む根性を見せてくれたということだけ。
悲し過ぎて、<来季にチャンピオンズ・リーグに参戦出来るから良い>とも書けない。嗚呼!❢の3乗、4乗、、、。

しかしながら、1ファンはまたポジティブに考えることにする。
今日の試合終了前、同点に追いつき、またボーンマス戦の再来があるかのように、グーナー達に思わせたプレーをすれば、きっとMan Cに勝てるだろう。期待している。
追いかける側になって、気持ちも吹っ切れ、プレッシャーの足枷も外れることを願っている。

ではまた。
アースナルK
他のnoteもあります。

追伸:ジャカは怪我ではなくて、身体の具合が悪かったらしいので、一安心。

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