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幸せであることの重要性

冒頭で、謝っておきます。暗い話です。

今、幸せですか?私は幸せです。
天気の良い昼下がり、漠然と「幸せだなぁ」って思える位には幸せです。

朝ドラのカムカムエブリバディにドハマっているオジサンのmiyoshiです。
カムカムエブリバディ 93話のひなたと桃太郎が父 錠一郎の過去を聞いた後に、空き地での会話で「良かった。お父ちゃんが死ななくて。」というひなたの台詞。

この台詞の背景には、お父さんが死んでいたら、今の自分の生活が無いという思いがあるはずです。

この台詞と共にひなたは身震いをします。
ですので、そんな恐ろしいことは考えられないことの現れです。

これは、ひなたの今が「幸せ」であることが根底にあると思ったわけです。

で、私は、自分の非常に暗い過去を思い出しました。
私の父は、職人でした。優秀な職人でしたが、経営者としてはイマイチでお金の苦労が絶えないのは、子供ながらに分かっていました。
祖母が、修行時代に父が勤めていた先から婿養子にほしいという話しがあり、あの時、婿に入っていればこんな苦労はしなかったかも。。。と言った話しを聞いたことがありました。

その時に、小学生だった自分は、
「そうなっていたら自分なんて、この世に生まれなくて、こんな嫌な人生送らなくて良かったのに」
と心底思ったのを、先程のワンシーンを観て、痛烈に思い出したのです。

私は幼稚園から中学校1年まで、園や学校が大嫌いでした。それは、背が小さく、気弱でよくイジメの対象になっていたからです。

楽しい思い出も無いわけではありません。でも、嫌だったとか、いじめられたとかの記憶は、心の傷として残っていて、今でも当時を思い出すと軽いパニックで動悸や冷や汗などを引き起こすことがあります。

で、先程のドラマのワンシーンの様に、「もし、そうなっていたら今が無いかも知れない」という恐れは、今が幸せであることの証なんだなと思います。

因みに、中2以降のmiyoshiは、概ね幸せに生きています。まあ、他の人に言わせると、どちらかと言えば苦労の多い若干ハードモードの人生のようですが、苦労しているからと言って不幸であるとは限りません。

まあ、前向きに生きていくには、幸せだと思えることって重要なんです。

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