寒いのか、暑いのか…「ぶるぶる」について考える
久しぶりに、最近気になっている言葉の話です。
今回はぶるぶるという言葉。
「ぶるぶる」とは
「ぶるぶる」の意味は
まずはぶるぶるを辞書で引いてみると、
簡単に言うと、身体が小刻みに震える様子を指す言葉。その要因として、寒さや恐怖などが挙げられます。
「寒くてぶるぶる震える」「恐怖に足がぶるぶる震えた」というのは、よく聞く表現ですよね。
そんな「ぶるぶる」を、私の周りではまったく逆の場面、暑い時に使うことがあります。
暑いのにぶるぶる?
「涼しい内にと思って朝早くからウォーキングに行ったけど、もう汗ぶるぶるで」
「孫と外で遊んだら、汗をぶるぶるにかいた」
どうやら暑くて汗が大量にでる様子をぶるぶると表現しているようです。
汗が大量にでる、他の表現は…
汗がたくさんでている様子。
私が使うとしたら、
汗だく
汗びっしょり
汗だらだら
滝のような汗
こんなところでしょうか。
その由来は?
暑い時に使う「ぶるぶる」。
私の周りで実際に使っているのを聞いたのは数人だけ。
人数が少ないので、それが方言なのかは判断できませんが、共通するのは比較的年配の方(60代以上)だということ。
使っている本人に聞いてみても、予想通り「知らない」「昔から使っているから考えたこともない」と言われてしまいました。
調べてみても、その由来や語源については分かりませんでした。
⚠️なので、ここからは私の思いつきと推測です
先に挙げた「汗だく」「びっしょり」「だらだら」などは、汗や水などの液体が流れるさま、濡れるさまを表す言葉。
濡れる、ぶるぶるから連想するのが、犬が水に濡れた体をぶるぶるっと震わせて水しぶきを飛ばすアレ。
体を震わせて水分を飛ばすぐらい汗だくになっている状態、そこから汗ぶるぶるとなったのではないかと。
使っている本人にも分からない状態なので、これが正解かどうかも分かりませんが💦
もし何かご存知の方がいらっしゃったら、ぜひお知らせください😊
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