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奈良に行くなら[17]〜ことのまあかり編

お正月のお雑煮。みなさん、どんなお雑煮を召しあがるのでしょう? 地域によってかなり違いますよね。私、ずっと気になっていたのです。奈良のお雑煮が。関西は白味噌仕立て、というのは他でも聞いたことがあったのですが、そのお椀の中からお餅を取り出して、添えてあるきな粉をまぶしてショクす、とは! 何?それ! おいしそう! 食べてみたい!

2022年元旦。何度も何度も訪れた奈良ですが。お正月を奈良で過ごしたことがこれまで一度もなく。元旦に奈良に居られたのは今回が初でした。チャ〜ンス! ウワサに聞いていた奈良のお雑煮。食べられるかも♪

そんなわけで、いそいそと出掛けていきました。近鉄奈良駅近くにある「ことのまあかり」さん。天平BARを開催したり、コーヒーにも古事記ブレンド・日本書紀ブレンド、古墳珈琲があったり。かき氷は蘇我入鹿、長屋王、橘三千代…etc.と名付けられていたり。と、メニューを見るだけでも楽しいお店です。

奈良好きな人には有名であろう「奈良旅手帖」を筆頭に、さしばうちわや発掘調査スコップ型のスプーンなどその時々でユニークな雑貨、また奈良モチーフのポストカードやクリアファイル、奈良に関する書籍も並んでいます。

お店はこれまでも何度か訪れたことがありましたが、今回は念願のお雑煮です! はつたいけ〜ん♪
お椀の蓋をパカッと開けると、中には白味噌仕立てのおつゆが。まろやかな優しい味わい。その中に里芋、金時人参、おとうふなどの具材がごろごろしています。

念願のお雑煮!

そして。お餅を…
お餅取り出しただけなのに、何だ? この楽しさは。わーい! これやりたかったやつ〜♪ ひとりでへらへらしてしまいました。

お椀からお餅を取り出して、きな粉に…

キメの細かいきな粉は、あくまでほんのり甘く。甘すぎず。黒豆とごぼうも柔らかく煮てあって、小鉢まで抜かりのないおいしさでした。

さらに。実は飛鳥鍋も食べてました。両方はボリューム的に無理だ…と思い、〆の雑炊を泣く泣く諦めました。このスープで雑炊作ったら絶対おいしい。。。やはり二度に分けて行くべき…でもスケジュール的に難しかったんですよぅ。でも「両方食べたい!」わがままを叶えていただけました。

一人鍋。ぐつ ぐつ ぐつ…

お出汁の旨みとともにじんわりミルクのコクが具材にまとって、おいし〜い。あったまる〜。ことのまあかりさんだと、ひとり旅でもお鍋が食べられるのも嬉しいのです。

お雑煮と飛鳥鍋はどちらも季節限定メニューで、常時提供されているわけではないので、その点はご注意を。夏には削氷(かき氷)が登場したり、ホットケーキやカヌレ、クラフトビールなどもあるので、ほっと一息つくのにもってこいのお店。奈良旅のおともにおすすめです。

※2022年のお雑煮は1/10(月・祝)まで、飛鳥鍋はひとまず1/15(土)までだそうです。最新の情報は公式HPTwitterなどでご確認ください。

ことのまあかり 奈良県奈良市小西町2・2F

奈良のお雑煮〜、今後はいつ食べられるかな〜。

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