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秋土用に秋刀魚を食す。

秋土用に入りました。

西暦2023年10月22日(日)
旧暦長月七日
小潮

寒露
『蟋蟀在戸 』(きりぎりすとにあり)
西暦2023年10月19日(金)〜10月23日(月)
旧暦長月五日から長月九日まで。

早いもので
七十二候は寒露の末候
第五十一候『蟋蟀在戸 』(きりぎりすとにあり)
戸口で秋の虫が鳴き始める頃となっています。

『きりぎりす』とありますが、昔は『蟋蟀 』(コオロギ)のことを『キリギリス』と呼んでいて、
秋に鳴く虫の総称でもあったそうです。

そして、
21日土曜日には『秋の土用入り』に。

『土用』は二十四節気以外の季節の移り変わりを示す『雑節』(ざっせつ)の一つ。

今年の立冬は11月8日、この直前の18日間が『秋土用』となります。

『土用』は、『土公神』(どくじん)という土をつかさどる神様が訪れているじ。
土に関係する種まきや畑仕事、庭仕事、さらには、埋葬や葬送を避けるべきだといわれていますが、

『間日』(まび)といわれる日は、土公神は土を離れて天上界に行くとされていて、
土用の期間であっても、土に関することをしてもよいとされています。

秋土用の間日は

10月28日(土)、30日(月)、11月1日(水)の三日間です。

ところで、
夏土用では、丑の日に「う」の付く食べ物を食べるとよいとされているように、
夏の疲れが出やすい『秋土用』は『辰(たつ)の日』に
『た』の付く食べ物や、青い食べ物を食べるとよいとされています。

大根や玉ねぎ、秋刀魚などが代表的なものです。

昨日は土用入りでしたので、
辰の日ではありませんでしたが、同僚とランチに秋刀魚をいただきました。

今年の秋土用の辰の日は、10月25日(水)と11月6日(月)

秋土用に入り、
『土用』の意味を今一度、噛み締めて、
季節の変わり目にしっかりと体のケアをして、冬に備えていきたいと思います。

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