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私をより良く「社会化」する

自分は「社会化」された存在だ。そんな風に自分のことを自覚していますか?



社会化を考える前に、「社会」とは一体何か。これを確認しましょう。社会というと家の外の出来事で、特に「会社などの大人の世界」という感じがするでしょうか。しかし実際は学校や地域、そして家の中も社会であり、親や兄弟も「社会の成員」なのです。

つまり私たちは、生まれた時から「社会の一員」ということです。



では最初に言った「社会化」というのは?

それは、「自分が帰属(所属)している社会の基準を身に付けること」をいいます。

言語、生活習慣、コミュニケーションの方法、社会規範やルールの記憶・実行……生まれた時から私たちはずっと身に付けてきました。

自分自身が帰属(所属)している社会はどんな場所ですか?どんな人たちがいますか?何が話されていますか?何を扱っていますか?よく考えてみてください。


その社会の中で苦しんたことはないでしょうか。



社会の基準を身に付け社会化されてきた、ということは、社会には「基準」と呼ばれるものが存在しているということです。「平均」とも言えるでしょうか。そして当然、その「基準」「平均」から大きく外れることだってあるのです。

基準値ではないから異端だと思われてしまうんじゃないか。もっとわかりやすく言うと「普通じゃないから自分はおかしいと思い込む人」が出てきてしまうんです。

こう思い込んでしまうと自分自身のことが嫌いになり、「私はダメなんだ」「俺はあの人みたいにはなれないんだ」と自己嫌悪に陥ってしまう場合があります。

そしてどんどん社会を暗く苦しい場所と捉えてしまい、自分を塞ぐようにもなってしまいます。苦しい日々の始まりです。



でも、そんなことで苦しまないでください。


「そんなこと」というのは失礼かもしれないけれど、でも本当に、世界にたった1人しかいない尊いあなたが、悩むことではないんです。

少しだけ見方を変えれば、もっとラクになれます。


覚えてください。

帰属する社会の基準は、その小さな小さな社会の中で勝手に作られただけです。違う社会では、それは基準でも何でもない。もっと広い社会に出れば、それは1人の個性でしかない。

つらい出来事には、生きていればたくさんぶち当たりますが、自信を責める必要はありません。「まあここは狭い世界だから」と思ってください。もしも嫌になったら、その社会を抜けたっていいんです。社会は他にもたくさんあります。抜けるという選択肢は全く弱いことでも負けているということでもありません。

もしくは勇気を持ってその社会と向き合い、自ら基準を変えていくこともできます。

どちらにせよ、自分が居心地のいい、好きだと思える社会に身を置き、その社会を愛してください

それがあなたをより良く社会化し、さらに素敵な自分に出会えるはずです。


基準などあてになりません。あなたの世界であり、どう外れていようと気にすることはありません。ダメな人間など1人もいません。それをしっかりと、覚えておいてください。


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