昨年の春から、映画館に定期的に足を運ぶようになった。
娘が小学校に入学して、自分のための時間が増えたタイミングで、近くに素敵な映画館を見つけたのだけれど、そこが毎月おすすめ映画を上映してくれるので、ついつい見たい映画が増えるのだ。
ということで、去年見た映画から印象深いものをご紹介しようと思う。
▶︎ブータン 山の教室
これは、人間のあたたかさに満ちた映画で、1センチくらいの厚みの涙がだーーーあっと流れた。「教師は未来に触れることのできる人」という言葉が、なぜか強い印象で光った。私も、子供たちにとっての未来でありたいなあ。
▶︎ペトルーニャに祝福を
ものすごいいろんな感情で揺さぶられた、私にとって、まさに今年のベストムービーだと思う。女性であることで被る不益には憤ったし、多様性ある社会というものを私が強く求めていることを認識した映画だった。
▶︎Summer of '85
色調、音楽、ファッション、インテリア、何もかもが美しくて、まさに青春の色。若い頃の、どうにもならなさ。焦り。固執。そういう儚いからそ美しいものに溢れてる。写真集欲しい。
▶︎ノマドランド
日本でノマドというと、どちらかというと若年層で、楽しく地域をホッピングしながら暮らすイメージだったので、そんなイメージで見に行ったら全くの別物で唖然。生きることの厳しさ、それでもやめないこだわり。行く先々での交流。大人の旅だからこそのしんどさと厳しさと希望がある。
どれも上映は終わってしまっているかもしれないけど、
どこかで見れそうだったらぜひ!