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【日本生活】デンマークでの育児休暇が改正される予感//日本ってどうなのよ?(前半)

Hej Miyuです。

すごく前にデンマークの育児休暇についての記事を書いたのをきっかけにデンマークでの産休、育休に対するアンテナを貼っているMiyuです。

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まず、最初にお伝えしないといけないことは、私は専門家でも研究者でもないので、個人の意見だと思ってさらっと読んでいただければ幸いです😅

私が産休、育休に興味を持ったきっかけは新卒で入社した会社での取り組みでした。

・女性のマネージャー層が少ない
・製造業(化学メーカー)なので、会社に所属している8割が男性
・産休育休後、会社に戻ってきても時短勤務で評価がされにくく上昇思考でも昇格が難しい

元々女性社員が少ないこともあり、会社としては戻ってきてもらいたい気持ちも多く、戻りやすい環境であったこと、社員の理解もあって、職場復帰率は100%でした。

『復帰率100%  会社に託児所(保育園)つき!』

と文字だけ見ると魅力的に思えますが、私の中では、その先はどんな取り組みをしているのだろう?と毎回疑問に感じていました。

職場復帰をした後の取り組みです。

多くの女性社員は職場復帰後、時短という働き方で仕事と子育てを両立していました。時短であることを理由に、効率よく仕事をして成果を上げても評価の対象にならないことが気がかりでならなかった当時。

新しい風を・・・と女性マネージメント層も毎年少しずつですが採用もしていました。中にはお子さんが生まれてから半年で職場復帰をされた女性マネージャーもいて、当時は驚きました。

でも、よく考えると、彼女がフルタイムで職場に復帰し、マネージャーを勤めているのも、全て家族の支え、理解があってのことなんだなと実感。

それって、不平等。


男性、女性って性別にこだわる必要もなく、育児休暇って平等に設ける必要があると思うんです。日本も実は少しずつ育児休暇のシステムやルールが変わっているのは知っていましたか?

■男性(パパ休暇):産後8週間以内に男性が育児休業を取得した場合、特別な事情がなくても期間を空けて再び育児休業を取得できる制度です。

■パパ・ママ育休プラス:父母ともに育児休業を取得する場合に、育休期間をずらして取得することで1年から1年2ヶ月に延長できる制度です
参照:JTB Benefit 2020/0817

公益財団法人 日本生産性本部「2017年度 新入社員 秋の意識調査」によると、2017年の男性新入社員のうち、79.5%が育児休業を取得したいと回答したそうです。「男性でも育児休業を取得できる」という意識が社会に浸透・認知されていることがうかがえます。
参照:マイナビニュース2021/08/31

と、なんと、法律で男性に対する育児休業の取得可能日数も増えていることがわかります。また、北欧に多い、パートナー間で育児休暇期間をずらして取得することができる制度も実はあるんです。(与えられた休暇分をパートナー間でシェアする仕組み)


制度としてあることは、だいぶ日本も進歩したと感じます。
でも、制度を作って終わりではなくこの先に結果を出していかないと意味がないことだと感じます。もっと、この制度が国民に根付いて、理解ある社会になれば、女性側も社会復帰のタイミング、キャリア構成なども、今まで以上に明確になる気がしますね。

というか、男性、女性と性別で分けて考えるのはもう古い気がしますね。家族の形はそれぞれなので、人間が平等に同じ条件の権利を使える時代が来るといいですよね〜。

後編では、デンマークでの新しい育児休暇施策(仮)をご紹介していきます!

それでは、vi ses!




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