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課題を分離して対処してみた。

「課題の分離」問題に直面した。


昨日、ネット環境を新しくしてみたんです。

これまでよりも速いよ〜しかも安くなる!
なんてセールストークに乗りました。
もちろん、しっかり話を聞いて、
自分の責任で決めたんですね。

でも。
いざ新しい環境にセットしてみたら、
なんだか不具合があったんです。

確かに速いのかもしれないけど、
それより気になる通信の不安定さ。

ゲームをする彼にとっては
特に大問題。

うーん。これでは前のほうが良かったなと。


そこで私、どうなったと思います?笑


めちゃくちゃに落ち込んだのです。
ずどーーんって一気に落ちました。

新しいものに替えようと決めた、
私自身を責めました。

私が彼に相談もせず決めたから悪いんだ
私がネットの環境とかに疎いから悪いんだ

そう、
私の責任で決めた、という思考があるからこそ
こういうときに、
「決めた」私自身を責めてしまうんです。


でもこれって。


典型的な、
自分ではどうしようもない問題と、
自分で対応できる問題とが
ごっちゃになってるやつ
(通称:課題の分離)…!

だということに
気づくこともできたんです。

(私の成長具合がすごい。)


課題を分離してみよう

ではここで、
今回の課題を分離してみましょう。(先生風)

課題の分離とは、自分の課題と他者の課題を分けることです。
アドラー曰く、「あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと(あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること)によって引き起こされる」とのことです。 要は、自分の課題に他者を踏み込ませてはいけないということです。
https://nakanippon.com「職場でのストレスは「課題の分離」を活用しましょう」

私は、この課題の分離を
自分で変えられるものと、
自分ではどうしようもないものに分けて、
自分で変えられる部分にフォーカスする。

という理解でやっております。

今回の事象で当てはめるとどうなるでしょう。

自分ではどうしようもないもの(他者の課題)
→ネットの不安定さ
→通信環境良くなると言われたこと
→ゲームをする彼氏 (おい)

自分で変えられるもの(自分の課題)
→通信機器の設置環境
→初期契約解除(8日間以内)

大体こんな感じですかね。


次に、そもそも
私の落ち込みの引き金は何か
思い出しましょう。


引き金になったのは
「ネットの不安定さ」
ですよね。

もしネットが安定していれば、
私も安定していたわけです。笑


つまり。はいここポイントですよ。

私の落ち込みの引き金は
「私がどうしようもないもの」の中にある。

ということです。

とういうことはどういうことか。
落ち込みの引き金は自分で引いていない。
したがって、
この引き金によって落ち込んだとしても、
そこに自分を責める理由はない。
ということです。

わかりますか。


いいんです、落ち込んでも。
だけどその理由を、
「私が〜だから悪い」
とするのは、意味が通らないんですよね。


例えば、
袋に入っていて
中身が確認できない野菜を買ってきて、
開けてみたら傷んでいて、
「私が買うタイミング悪かったからだ…」
「私がもっと確認していれば…」
ってなりますか?

ならないですよね。
だって確認なんてできなかったわけだし、
買うタイミングなんて
その時がタイミングだったわけだし。

野菜が傷んでいたという事実には
落ち込んだとしても
自分の判断に落ち込むことはないと思います。


今回のことも全く同じです。
だから落ち込むなら、
「ネットの不安定さ」そのものに対してです。


ちょっと長くなりましたね。
まとめると、

課題の分離をしてみたら、
自分ではどうしようもないものがきっかけで
自分を責めていた。

ということです。


ではどうするか

まず、落ち込む事自体は自分に許しました。
だけど、落ち込むなら、
「ネットが不安定なこと自体」に落ち込むよう、
言い聞かせています。

まぁ、
どんどん自責の理由が出てくるのも理解できます。
実際、
「なんでこんなネット環境悪い家選んだんだよ」
ってところまでは自分を責めましたから。笑



そして次。これから何をしていくか。

もうおわかりですね。
自分で対応できるものを変えていく。

まさかゲームする彼氏を
変えるわけにもいかないし笑
ましてや、
建物自体にも原因があるネットの速度を
自力で変えようなんぞ、
そんなことはできません。

私ができることは、
設置環境を変えてみること、
それでもだめなら、初期契約解除をすること。

これで、
私の落ち込みの引き金となった、
「ネットの不安定さ」
は解消されるわけです。

これでひとつ、
私が落ち込むきっかけが消えるのです。

なんという単純な私。笑


落ち込みの引き金にも注目


これまでのお話は
ご理解いただけたでしょうか。

最後に、重要な気づきをシェアします。

落ち込んだときに、
「なぜ」落ち込んでいるのか
考えるのはとても大切ですよね。
「なぜ」を考えることで、
自分の思考の癖に気がつくことができます。


だけど「なぜ」の前に、
「何」がきっかけ(引き金)で
落ち込んだのかをはっきりさせることが
非常に重要
だと今回感じました。

「なぜ」と「何がきっかけか」は
似ているようで違うと思っています。

「なぜ」の問いに対して、
「こんなきっかけで…」
と答えることもできるけれど
結局、
「なぜそのきっかけで落ち込んでいるの?」
ってなるからです。

それに対して
「何がきっかけか」はわかりやすいです。
振り返ればわかる事実です。
あの人のあの言葉がきっかけで…
これが失敗したことがきっかけで…
とかですね。

きっかけがわかれば、
そのきっかけは自分が変えられるものなのか
どうしようもないのか
判断もできます。

「あの人のあの言葉」がきっかけなら、
その言葉は自分が変えられるものなのか考える。
この場合は、
「あの人が発した言葉」という時点で
私には変えられません。

変えられる部分があるとするのなら、
自分の行動が理由で言われた場合。

そもそもあの人の言葉遣いや癖なら、
結局どうしようもない。

ここで落ち込みが回復するならそれでよし。

もしまだ落ち込むというときに、初めて、
では「なぜ」私はあの人のあの言葉がきっかけで
こんなにも落ち込んでいるのだろう
と考えてみれば良いと思うのです。


そういうふうに、
「何がきっかけか」から、
自分の落ち込みを展開してくことで
「どうすればいいか」
もわかりやすくなると思います。

みなさま
自分の思考の癖を考えすぎるあまり、
足踏み状態になっていませんか?

いきなり自分の思考の深みにはまるより
まずは目に見える事実を対処してみませんか?


さて、本日非常に長いお話になってしまいました。
ここまでお読みいただき感謝です。

なにかの参考になれば嬉しいです。

海外にいきたすぎるので、 勇気を少しだけ分けていただいたら、 その勢いで海外までぶっ飛びます。