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自我の強い人は推し活に向いていない、自我を手放すほど幸せな推し活ができる

はっきり言って、自我の強い人は推し活動を心から純粋に楽しむことができません。

なぜなら、自我の強い人はわりとリアコ(推しにリアルに恋する)の傾向が強かったり、負けず嫌いな人も多く、それによってなかなかリラックスできる状態になれないからです。

自我の強い人は推し活に、自身の人生にとって何か特別な意味を持たせようとします。

推しのように自分も輝ける人間になりたい、推しといつか結婚する、推しが頑張っているから自分も同じくらい仕事も趣味も頑張る、みたいな。

また負けず嫌いですから、他のファンよりも自分の方が有意義な推し活をしていることが重要になります。

ライブもコンサートも必ず行くし、欲しいグッズは何でも手に入れたい、イベントも必ず参加したい、SNSでも頻繁に自分の活動を世に知らせたい、という欲を持ちがちになります。

もちろん推しの存在があることで、自分を高めようとか夢を持とうとか、そのような意識になることはもちろん良いことです。

ただ推しの存在というのは儚いもので、いつまでも自分の理想の状態で活動してくれるとは限りません。

推しが次の日に急に結婚してしまったり、活動休止してしまうことだってあります。

あまりに自分の推しを心の拠り所にしすぎるのも問題です。

また負けず嫌いな人は、推し活でもすぐに自慢したがるところがあり、他ファンにマウントをとって、自分の存在感をアピールしようとする傾向があります。

そのようなタイプは必ず他のファンともめ事を起こします。

また人によっては自分の存在を推したちに知ってもらいたいという欲求を持ち、暴走して問題行動を起こす人も少なくありません。

そうなってしまうと、推しも不幸になるし、自分も不幸になるし、ファンたちも不幸になるし、誰も幸せになりません。

自我の強い人は、推し活にムキになってしまうため、本来ならばリラックスモードで気軽に楽しくやるべき推し活が、まるで宗教、あるいは格闘技のようなものになってしまうこともあり、推し活によって心身ともに癒されるということがありません。

つねにプレッシャーと不安にさらされながら活動することになります。

反対にあまり自我のない人は推し活は本当に楽しいものになります。

別に推しに自分を知って貰おうとか、推しに恥ずかしくない立派な人間になろうとか、そんなことは考えません。

ただ毎日を楽しく、推しが好きだから、推しを純粋に素直に応援したいから、推しに幸せになってもらいたいから、そしてそれによって自分も幸せになりたいから、推し活をしています。

気の合う仲間とただ推しについて語り合い、盛り上がることが出来ます。

同担拒否とかもあまりなく、ファン同士で仲間になり仲良くできます。

純粋に楽しい、暮らしが豊かになる、そんな理想的な推し活が出来るのです。

プレッシャーやストレスとは無縁なのです。

推し活に対してあまりムキになってはいけません。

お金も時間もエネルギーも注いで推し活をしても、心を病んでしまっては元も子もありません。

ほどほどにしておきましょう。

そしてここではよく言っているのですが、自我の強いタイプの人ほど、推しの数は分散させて、気楽に複数の推し活をすることをお勧めします。1人の推しにこだわるのは避けた方がいいです。

どうしても推し活を楽しみたいならば、自我を手放すようにした方がいいですね。


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