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【#ビジネス書読書録】苦しかったときの話をしようか

■読んだ本
苦しかったときの話をしようか

■目的
今後のキャリアに悩みまくっているため※、少しでも解決の糸口が見つかれば、と。
※お悩み内容
1.デジタルマーケティングといってもプロモーション領域にとどまっているのでそれがそもそも現状のままに甘んじていていいのか
2.自分のやりたい仕事(強みを伸ばせる仕事)って何だろう

■所感
とにかく読んでよかった!!激推しできる!
個人的に著者森岡さんはスーパーマンで、タフでクレバーすぎてなんだか遠い存在で、自分とは天地の差があってまったく参考にならない、と思っていたけれど(他のP&G出身者のもみんなスーパーマンすぎる)、タイトル通り、過去の過酷な経験がつづられており、マジで泣いた。(感情移入しすぎ)
死にかけたとか、スポーツマンとしての選手生命が経たれる危機…的な辛さとは違い、ナレッジワーカーとしてかなりの過酷さだと思う。

キャリアに悩んでいる人、現状にもやもやしている人には今すぐに読んでほしい。

■POINT
①キャリアの積み方
文中ではまずはキャリアの「目的」を立てることが勧められている。「夢」がなくてもわからなくても、まずは仮説で立てることで、自分の踏み出す一歩に自分の人生への納得性と一貫性(キャリアを縦方向に積み上げやすくなる)を持てる。
私自身、「一貫性」のために転職したので、これからはそもそも「キャリアの目的」を立てようと思い、早速立てた。
ちなみに、このキャリアの目的を立てるのが難しいんだよ!という方も文中には考え方が書いてあるので大丈夫!すぐ行動に移せます!

②転職するかどうかで悩んだら
下記引用。すべてはここにつまってる…。

自分がコントロールできる変数は
①己の特徴理解
②それを磨く努力
③環境の選択
この3つしかない

文中には森岡さん自身の行動にも現れているように

心地よくなってきたときこそ、環境を大きく変える挑戦がキャリアの向上に極めて有効だ

とありました。

個人的に好きな「Web担当者フォーラム」の「Web系キャリア探訪のコーナー」で、KDDIの井上さんがおっしゃっている内容にも通じるなと。

「Be positive」であるか
「Comfortable」な状況になっていないか

というのにも通じるものがあるなと。

これから人生100年時代、すぐにとは言わなくても今後どうありたいか改めて考え、自分起点で納得度の高い人生を歩みたい。

最後にこの言葉。ストイックすぎるように見えるが、この本は森岡さんが愛すべき娘さんに向けて書いた本であることを前提に考えると、いち読者の私には当然受け止めるべき言葉だなと。

迷ったときは厳しい方を取れ!
人間の脳は楽な方が良く見えるように常にバイアスをかけている。だからハードな道が正解だ。

今回は読者の状況や悩みによって刺さる箇所がまったく違うと思うので、まずは読んでみることをおすすめします!!

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