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久しぶりのライブハウスで思ったこと(思い返し日記 ①)


少し前の記憶を 遡って書きます。

2月に 大阪にいた長女が 東京に引っ越しました。
そして、いろいろみんなで話し合った結果、次男も 長女と同居することになり、3月に 東京へ行くことが決まりました。

うちには 3匹の猫がいるのですが、次男に いちばん懐いているキジシロ猫も一緒に。

その準備をしながらの日常です。


3/16(土)
この日は 久しぶりに 男友達がやってるバンドのライブ。
夜、街に出るのが 億劫で 長い間 誘われても行けてなかったのですが 今回は 行ってみようかなぁ、と 思いました。

いつもなら ひとりで行くのに 珍しく 女友達を誘いました。

りかちゃんは いつも わたしが誘うと
『みぞぽんが誘ってくれたら 予定ない限り 私は行くよ』
とか言ってくれる友達です。
そして、毎回 会う度 褒めてくれるんです。
ふふふふふふふふ。

…恥ずかしい。
褒められると こちょこちょこそばゆい気持ちになりますが 素直に嬉しいです。

『みぞぽんってほんとすごいよね。人が集まるやん。みんないろんな男女年齢関係なく 相談したりさ、それって ほんっとすごいと思うん。話しやすいんよね』

「い、いやあ… 相談されること 多いのは多いけど そんなに解決に至るようなことは話せてないんよね… 集まってくれてるとしたら わたし人に対しても 何に対しても 境界線ないからかな(笑)」


「でも。わたし 人間がいちばん好きじゃないよ(笑)」
と 本気で言うと
りかちゃんは 吹き出します。

冗談だと思ってるようです。
 
わたしが 人を好きじゃないと話すと みんな笑うんです。

どうやら 人が好きそうに見えるらしいです。

確かに、好きじゃないと言っても 嫌いなわけではありません。


いい人も悪い人も いないんだな、と この頃は思うようになっています。

『いい人』『悪い人』と分けるより、
ひとりひとりの中に それぞれの感情や タイミングがあって 時と場合によって 『良い』『悪い』という印象になるのかな、と考えています。

当人は 当人のままで 受け止める側、感じる側の印象なんですよね、きっと。

そう考えた方が 受け入れやすくなります。



周りのわたしへの印象は 『人懐っこい』『人が好き』らしいです。
なので 聞かれると 正直に
「ううん、人は好きじゃない」
と話すんですが 毎回毎回 笑われます。


 印象って 自分ではわからないものです。


へえ、と 改めて 脳内のポケットに入れました。


ライブハウスに着いて
 受付で 自分の名前を探しました。
誘ってくれた友達が 名前を書いてくれています。

…ん? ない。
みんな フルネームとかで書いてあるので わたしも 名字をまず探したのですが 見つからないんです。

よくよく見ると フルネームではなくて『みぞぽん』と書かれていました。
(実際 名前にぽんをつけたあだ名で呼ばれています)
りかちゃんと 笑いながら
そこで チケット代を払い、店内に入りました。


入った途端、最初のバンドの音が ばーんと耳に入ります。
B’zのコピバンのようです。

知らずに 行ったのですが、りかちゃんは 物凄いB’zファンです。

いきなりテンションあがっていました。


『やっぱ みぞぽんすごいわ!入っていきなり B’zやなんて!みぞぽん こういう力もあるよね!』

いやいや、それは わたしをいいように捉え過ぎです💦


…あ、でも わりとタイミング的には多いかな…と ちょこっと 思ったりしましたが いつも思うのは それは わたしの力というより、一緒にいる人達が 揃ってこその『素敵な偶然』なのだと思うんです。


りかちゃんが 喜んでいるので わたしも嬉しくなりました。

 出演バンドの入れ替えの間に
前の席へ行きました。

そこで 座ってらっしゃる女性…  なんだか見たことあります。
たぶん、もう 何年も前に 違うライブハウスで 知り合って ほんの少し 話したことある人です。
その女性は わたしを覚えていないようです。

気になったので 声をかけました。

なんと その日 一緒に行った友達と 同じ名前でした。
『りかさん』(笑)

何気に話が盛り上がって お喋りしたのですが 何より 一回しか会ってないのに 覚えてくれてた!と そのりかさんが 喜んでくれて 旦那さんに 話してくれていたのが なんだかわたしの中に残りました。

たまたまだけど 覚えていてよかった、躊躇せず 声をかけてよかった、と思いました。
あんなふうに喜んでくれるなんて わたしも嬉しい。

旦那さんは 男友達と同じバンドのドラム担当なので たまにお会いしていて お互い顔見知りです。

『みぞ姉』と呼んでくれます。


なんだか 他愛ないことだけど
じわーんと 感じることが多いライブハウスでした。


Mondou Project

友達が喜んでいたB’zのコピバン。
なかなか盛り上がっていました。


cabaret

友達のバンドです。
みんなトークも音楽も うまいので 楽しいです。


 床の模様がきれい。


モンスターロシモフ

いつもは 大阪・京都を中心に活動しているそうです。めちゃかっこよかったです。
 数年前にもライブハウスで お目にかかり、かっこいい!と思ったこと思い出しました。

帰りに ボーカルの方が廊下でいたので
「めちゃくちゃかっこよかったです!」と言うと 恥ずかしそうに 背高いのに ちっちゃくなって
丁寧に 『ありがとうございます』と お辞儀してくれました。ギャップもよかった(笑)
ステージの裏でも 随分 大人しいそうで おもしろすぎます。


ものっそ叫ビ隊

ものっそのボーカルの方は 友達の友達で わたしも 一応 知り合いです。
トークが とてもたのしいんです。



いつまでも 直感を大切に、
見たことない景色も たのしんで巡っていきたいなぁ、と思うのです。

常には ひとり時間が好きで それはそれで大切にしているのですが、なんでも 頑なになってしまっては 勿体ない。

「たまには 違うことしてみようかなぁ」とか「いつも選ばない方 選んでみよう」とか 遊ぶんです。
それで 結果が 面白くない方に転んでも 面白くない方に転んだことを面白がるんです。へへへ。

意外と ここ大事なんです。


そのうち自分のアンテナは 宇宙越えするくらい感度よくなります。
部屋でいても 外から ビリビリビリビリっと そわそわする電波感じます。
思わず ベランダ出たり、
外出たりすると、

わあ、と 感動するような景色が迎えてくれたりします。


わたしは まだまだこれからも 気にせず
たくさん失敗します。
いろんな自分を見つけたいからです。


この日のライブハウスで 感じたことも まだ今は 言葉では表現しづらいけれど 脳内ポケットに入れたので 何度も何度も 思い出して 感じたいと思っています。


わたしって 友達から見たら子犬みたいなんだなあ、って ときどき不思議に思いながら 笑ってます。
だって 自分では 大きな影法師怪獣だと思っていたから。

ぷぷぷぷ。






久しぶりに 耳をやられた夜でした。
スピーカー近くで ライブ見てると 耳がやられます。
帰りは 耳が聞こえなくて 会話しづらかったです。



まだまだ 思い返し日記続けます。



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