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次女転園からの2週間

4月から次女が長女と同じ園に転園した。2週間の様子を記録しておく。

1週目

慣らし保育が3日間あった。
初日は保護者同伴で昼ごはんまで、翌日からは保護者は同伴しないが2日目は昼ごはんまで、3日目は昼寝後までしか預かってくれない。私は復職済みだったので3日間も休むわけにもいかず、初日の保育同伴は夫に行ってもらった。2日目、3日目の中途半端な時間の迎えは私が行って、その後の自宅保育には母とファミサポの方に2日間と1日来ていただいた。
自宅保育中に次女を見てくれる人がいるとはいえ、「おやつはこれを食べさせてね」とか「オムツかえなきゃ」とかでコミュニケーションが必要で、仕事に100%頭を使えたかというとそうでもなかった。でも来てもらえなかったら仕事は全くできなかったから、ありがたいのは間違いない。ファミサポの方は依頼し始めてもうすぐ1年になるけど、両親に頼る以外の選択肢があるのは心強い。利用を始めておいてよかったと思う。

2週目

水曜日の午後に保育園から電話。「赤いプツプツが出ています。明日は木曜日で休診の小児科もあるので、できれば今日早めに受診するのが良いと思います」とのこと。いつもの小児科は予約でいっぱいだったので別の小児科の予約を取って受診することにした。これは迎えから受診まで夫が行ってくれた。ただ「水痘かもしれないがよく分からないので明日また見せに来てください」と言われて翌朝の再受診の予約を取って帰ってきた。案外早めに帰ってきたので私の仕事も早めに切り上げて長女の迎えに行った。
木曜日の小児科は私が行くことにして、次女を連れて再受診。そしたら「よく分からないので明日また見せに来て」とのこと・・・・。しかも昨日と違う先生だから経過もよく分からないと言われる。昨日と違う先生だというのは昨日時点でわかってたじゃん、と思うが、言われた通りするしかないので翌朝の予約を取る。その場で水痘疑いなら病児保育の隔離室も利用可能と教えてもらい、小児科を出た後に病児保育に電話してみた。運よく隔離室が空いているということだったので病児保育に預けるための診断書を取りに小児科に戻る。診断書をもらって、病児保育へ。ちなみにこの間、次女は楽しそうに歩き回り、自動販売機でジュースを見つけて「のどかわいた。じゅーすのみたい」と言っていた。発疹が出ている以外は普通に元気。
私も病児保育にお世話になるのは初めてなのでドキドキした。「多分使わないだろうなぁ」と思いながらも登録しておいた過去の自分によくやったと言いたい。病児保育に預けるには多少荷物が不足していたのだけど、足りなかったら貸していただけるということでそのまま預けて帰ってきた。帰ったら10時をちょっと過ぎていた。木曜日の朝のこの流れでトータル1時間位だったけどいつもと違うことの連続だったのでどっと疲れた。でもこの後に仕事がある。次女は初めての場所で頑張っているんだし私もこの時間しっかり頑張ろうと思ってタスクをせっせとさばいていった。ほぼ通常通り働けて、病児保育って本当にありがたいと感じた。
病児保育に預けるには空き状況の確認して仮予約→受診して診断書取得(受診した結果預けられない可能性もある)が必要なので、ただの発熱時とかわざわざ受診しないような時には逆に面倒だと感じて使おうと思ったこともなかった。今回のように朝一に受診すると決まっているなら利用するのはありだと感じた。今回はいつもの小児科がいっぱいで、いつもは行かない病児保育の近くの小児科だったからこそ、病児保育のことを教えてもらえて利用に至った。
夕方次女を迎えに行ったら一日楽しそうに過ごしていたみたいで安心した。病児保育って登録だけはしているけど見学はしたことがなかったのでどんな場所か私も分からず不安だったが、とりあえず大丈夫だったことが分かったので良かった。
そして金曜日。朝から受診してくださいと言われていたので夫に行ってもらうことにした。私は出社だったので早めに長女だけ保育園に預けて出社しようと思っていたのだが、長女が全然起きてこないので私だけ先に出発させてもらった。なので夫は二人連れて長女だけ保育園に預ける→次女の受診→薬局で薬をもらう→次女を保育園に預けるというのを一人でこなしてくれた。結局水痘の可能性は低いということで次女もいつもの保育園に預けることができた。夕方は私が早めに退勤して子ども達を迎えに行った。
夜には「今日は疲れたね」と言いながら二人でビールを飲んだ。

というわけでこの2週間、仕事できているとはいえ通常時よりは制限されている状態だった。今週私のタスクが溜まり気味だったのはこのバタバタのせいだったと改めて思う。

こんな状況で今週読んだ本は「育児は仕事の役に立つ」。
これまでは育児といえば仕事の邪魔になる存在として語られてきたが、育児が仕事の役に立つという仮説を調査して立証した本だ。ただし親一人で抱え込む「ワンオペ育児」では仕事に役立つという効果はなく、配偶者やその他の関係者を巻き込んで「チーム育児」をすると仕事に役立つスキルも伸ばせるということだった。この2週間で私がやったことはまさにチーム育児だった。子どもを持ちながら働いていると、それにより制限された部分に意識が向きがちだけど、子育てによって仕事に役立つ能力を鍛えることもできると思うと少し気持ちが楽になる。

なお私がチーム育児をできているのは、
・第一子で夫も育休を取った。保育園の見学も一緒に行って希望順位も一緒に考えた。
・コロナ禍の外出制限時に都心に住むのがあほらしくなり、私の実家の近くに引っ越してきた。
・「ちょっとこれはしんどい」と思った時に、一人で頑張って乗り切るのではなく、人に頼るための情報収集や手続きを頑張ってきた。

小さなアクションを積み上げていった結果、今の状態がある。今度、このあたりを分解して書いてみたい。


こないだゴッホアライブに行ったから見出し画像はゴッホの絵にしてみた。この絵の靴のようにくたびれたなぁ。

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