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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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2018年12月の記事一覧

現代語訳「閑吟集」(220)

【 原文 】 春過ぎ夏闌《た》けてまた 秋暮れ冬の来《きた》るをも 草木のみただ知らするや…

たま
5年前
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【お知らせ】現代語訳「とりかへばや物語」60%OFFセール(~1/6)(※終了しました)

拙作の現代語訳「とりかへばや物語」(Amazon KDP)が1月6日まで99円(60%OFF)のセール価格に…

たま
5年前
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現代語訳「梁塵秘抄」(304)

【 原文 】 峰の花折る小大徳《こだいとく》 面立《つらだち》よければ裳袈裟《もげさ》よし…

たま
5年前
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古語訳「We wish you a Merry Christmas」

仏名懺悔にて候。 仏名懺悔にて候。 仏名懺悔にて候。 幸ひなる春にて候。 主殿と家人に、よ…

たま
5年前
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現代語訳「閑吟集」(204)

【 原文 】 霜の白菊 移ろひやすやなう しや頼むまじの一花心《ひとはなごころ》や (204) …

たま
5年前
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古語訳「留守番電話」

御身の沙汰、忝く候ふ。此方は山猫屋本舗にて候ふ。便なく候へども、はや納まり候ひぬ。此方の…

たま
5年前
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現代語訳「閑吟集」(230)

【 原文 】 風に落ち 水には浮かぶ花紅葉 しばし袖に宿さん 涙の露の月の影 涙の露の月の影 それかとすればさもあらで 小篠《をざさ》の上の玉霰《たまあられ》 音も定かに聞こえず (230) 【 現代語訳 】 風に落ちて水に浮かぶ花や紅葉のように、涙の露に映る月の光をしばらく袖に留めておこう。――だが、どうやらわたしの思い込みだったようだ。あれから時が流れ、笹《ささ》の葉に降る霰《あられ》の音でさえ、はっきりと聞こえなくなってしまった。 ※Amazonで現代語訳版「とりか

現代語訳「催馬楽」(53)

【 原文 】 酒をたうべて たべ酔うて たふとこりそ まうで来《く》ぞ よろぼひそ まうで…

たま
5年前
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現代語訳「閑吟集」(98)

【 原文 】 尾花《おばな》の霜夜《しもよ》は寒からで 名残《なごり》がほなる秋の夜の 虫…

たま
5年前
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古語訳「東海道新幹線アナウンス(東京駅着)」

程無く最果て、江戸にて候ふ。最中線、山手線、江浜奥羽線、東海道線、三浦線、総武線、江総線…

たま
5年前
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現代語訳「閑吟集」(95)

【 原文 】 夢の戯《たはぶ》れいたづらに 松風に知らせじ 槿《あさがほ》は日にしほれ 野…

たま
5年前
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