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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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2019年11月の記事一覧

現代語訳『山家集』(491)

【 原文 】 夜もすがら惜しげなく吹く嵐かなわざと時雨の染むる梢《こずゑ》を (491) 【 現…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(413)

【 原文 】 月はなほ夜な夜なごとに宿るべし我が結び置く草の庵《いほり》に (413) 【 現代…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(385)

【 原文 】 惜しむ夜の月にならひて有明の入らぬをまねく花薄《はなすすき》かな (385) 【 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(397)

【 原文 】 たぐひなき心地こそすれ秋の夜の月澄む峰の小牡《さを》鹿の声 (397) 【 現代語…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(477)

【 原文 】 さまざまの錦ありける深山《みやま》かな花見し峰《みね》を時雨《しぐれ》染めつ…

たま
4年前
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100文字ドラマ案(5)

落とし物に関する一話完結ドラマ。 大金を拾って人生が変わる話、紛失したスマホを追って旅に…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(487)

【 原文 】 山里は秋の末《すゑ》にぞ思ひ知る悲しかりけり木枯らしの風 (487) 【 現代語訳 】 山里は秋の末に思い知ることだろう。木枯らしの風が悲しいことを。 ※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を発売中です。  (Kindle Unlimited利用可)

現代語訳『山家集』(535)

【 原文 】 雪うづむ園の呉竹《くれたけ》折れ伏してねぐら求むる群雀《むらすずめ》かな (53…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(348)

【 原文 】 荒《あば》れたる草の庵《いほり》に洩《も》る月を袖にうつして眺めつるかな (34…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(777)

【 原文 】 儚《はかな》くて過ぎにし方《かた》を思ふにも今もさこそは朝顔の露 (777) 【 …

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4年前
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現代語訳『山家集』(488)

【 原文 】 暮れはつる秋の形見にしばし見ん紅葉散らすな木枯らしの風 (488) 【 現代語訳 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(997)

【 原文 】 古畑の岨《そば》の立つ木にゐる鳩《はと》の友呼ぶ声のすごき夕暮れ (997) 【 …

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4年前
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現代語訳『山家集』(944)

【 原文 】 水の音はさびしき庵《いほ》の友なれや峰の嵐の絶え間絶え間に (944) 【 現代語…

たま
4年前
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古語訳『こぼれたジュースで滲むこの日に』(ななみつき)

『こぼれたジュースで滲むこの日に』(ななみつき)   https://www.nicovideo.jp/watch/sm30978054   https://youtu.be/7hNjgb_LSp8 【 古語訳 】 零《こぼ》れし甘露《かんろ》も知らで 仰《あふ》ぎし空は霞《かす》みぬ 浮き立つ雲の境《さかひ》 漂《ただよ》ふ常《つね》の日々継《つな》ぎたり 今、立て違ひにいきたる 昨日《きのふ》と明日の跡求《あとと》めぬ 弾《だん》じたる託《かこ》ち歌で 汝《なれ》