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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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2020年2月の記事一覧

現代語訳『山家集』(120)

【 原文 】 眺《なが》むとて花にもいたく馴《な》れぬれば散る別れこそ悲しかりけれ (120) …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(168)

【 原文 】 みさびゐて月も宿らぬ濁江《にごりえ》にわれ住まんとてかはづ鳴くなり (168) …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(55)

【 原文 】 水底《みなそこ》に深き緑の色見えて風になみ寄る川柳《かはやなぎ》かな (55) …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(658)

【 原文 】 何となくさすがに惜しき命かなあり経《へ》ば人や思ひ知るとて (658) 【 現代語…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(620)

【 原文 】 弓張《ゆみはり》の月に外《はづ》れて見し影の優しかりしはいつか忘れん (620) …

たま
4年前
4

現代語訳『山家集』(26)

【 原文 】 鶯《うぐひす》の春さめざめと鳴きゐたる竹の雫《しづく》や涙なるらん (26) 【…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(68)

【 原文 】 花見ればそのいはれとはなけれども心の内ぞ苦しかりける (68) 【 現代語訳 】 桜の花を見ると、特に理由はないものの胸が締め付けられる。 ※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を販売しています。  (Kindle Unlimited利用可)

現代語訳『山家集』(41)

【 原文 】 梅が香《か》にたぐへて聞けば鶯《うぐひす》の声なつかしき春の山里 (41) 【 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(28)

【 原文 】 鶯《うぐひす》は谷の古巣を出《い》でぬとも我が行方《ゆくへ》をば忘れざらなん …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(39)

【 原文 】 梅が香を谷ふところに吹きためて入《い》り来《こ》ん人に染《し》めよ春風 (39)…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(141)

【 原文 】 梢《こずゑ》打つ雨にしほれて散る花の惜しき心を何にたとへん (141) 【 現代語…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(904)

【 原文 】 いかで我清く曇らぬ身になりて心の月の影を磨かん (904) 【 現代語訳 】 どうに…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(886)

【 原文 】 雨雲の晴るる御空《みそら》の月影に恨みなぐさむ姨捨《をばすて》の山 (886) …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(988)

【 原文 】 さらにまた霞《かすみ》に暮るる山路かな花をたづぬる春の曙《あけぼの》 (988) 【 現代語訳 】 春の曙《あけぼの》に花を求めて山路に入ったが、今日もまた霞《かすみ》に覆われたまま暮れることになりそうだ。 ※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を販売しています。  (Kindle Unlimited利用可)