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【 原文 】 夏の夜の月見ることやなかるらん蚊遣《かや》り火立つる賤《しづ》の伏屋《ふせや…
【 原文 】 さらぬだに声弱かりし松虫の秋の末には聞きも分かれず (475) 【 現代語訳 】 た…
【 原文 】 月を見ていづれの年の秋までかこの世に我が契りあるらん (773) 【 現代語訳 】 …
【 原文 】 涙ゆゑ隈《くま》なき月ぞ曇りぬる天《あま》のはらはらとのみ泣かれて (637) …
【 原文 】 山深み榾《ほた》伐《き》るなりと聞こえつつところ賑《にぎ》はふ斧の音かな (12…
【 原文 】 あはれなりよもよも知らぬ野の末にかせぎを友に馴るるすみかは (1149) 【 現代…
【 原文 】 月澄めば谷にぞ雲は沈むめる峰吹き払ふ風に敷かれて (1106) 【 現代語訳 】 月が澄めば、峰を吹き払う風に押し敷かれて雲が谷に沈むように、わたしの悩みもなくなるだろう。 ※Kindleストアで小説『フルカミの里』を販売しています。 (Kindle Unlimited利用可)
【 原文 】 むかはらば我《われ》が嘆きの報いにて誰《たれ》ゆゑ君がものを思はん (667) …
【 原文 】 鶯《うぐひす》の声に悟りを得《う》べきかは聞く嬉しきも儚《はかな》かりけり (…
【 原文 】 おのづから月宿るべき隙《ひま》もなく池に蓮《はちす》の花咲きにけり (248) …
【 原文 】 眺むるも誠しからぬ心地して世にあまりたる月の影かな (355) 【 現代語訳 】 眺…
【 原文 】 夕露《ゆふつゆ》を払へば袖に玉消えて路《みち》分けかぬる小野の萩原 (264) …
【 原文 】 もろともに我をも具して散りね花憂き世を厭《いと》ふ心ある身ぞ (118) 【 現代…
【 原文 】 五月雨の晴れぬ日数のふるままに沼の真菰《まこも》は水隠《みがく》れにけり (224) 【 現代語訳 】 五月雨で日の差さない日が続くうちに、沼の真菰《まこも》が水に隠れてしまった。 ※Kindleストアで小説『ヴィーヴルの眼』を販売しています。 (Kindle Unlimited利用可)