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現代語訳『伽婢子』

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江戸怪談ものの火付け役となった『伽婢子』の現代語訳です。
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2019年9月の記事一覧

現代語訳『伽婢子』 幽霊諸将を評す(5)

 続いて、多田《ただ》淡路守《あわじのかみ》が進み出て発言した。 「確かにあなた方の評価…

たま
4年前
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現代語訳『伽婢子』 幽霊諸将を評す(4)

 これに直江《なおえ》山城守が応じた。 「いずれの大将も長所には青天《せいてん》に昇るよ…

たま
4年前
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現代語訳『伽婢子』 幽霊諸将を評す(3)

 続いて、山本勘介《かんすけ》が口を開いた。 「いずれの諸将も何かしらの徳を備えている。…

たま
4年前
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現代語訳『伽婢子』 幽霊諸将を評す(2)

 不思議に思いながら寺に近づくと、数人の男たちが安左衛門《あんざえもん》に声を掛けてきた…

たま
4年前
4