日本三大桜のひとつであり、福島を代表する桜「三春滝桜」。
今日（4月10日）、八分咲きからあっという間に満開に。お天気も良く絶好の撮影日和でしたので、夕方から行ってきました。

樹齢千年以上といわれている滝桜。
丘の斜面に立つ一本桜は、大地の生命力が花となって枝先からあふれているようです。
滝桜を眺めながら、滝桜もこの場所から人間たちを千年ものあいだ眺めてきたんだな、時代や人々の変化をどう思っているんだろうな……などと考えていました。

夕方は逆光で好きなのですが、4時ともなると左側にある林で滝桜が日陰になってしまいますので、日中の桜を撮りたい方は、夕方でももう少し早い時間か、または早朝に行くと、横からの光が当たって綺麗に撮れるのではないかと思います。
カメラはFUJIFILMを使っています（X-T4、X-T30）。フジは色が綺麗だなと、こういうときは特に感じます。これらの写真は加工なし、「JPEG撮って出し」で、撮るときのフィルムシミュレーションと露出補正しかしていません。

18時を過ぎると、淡い紫からインクブルー、そして藍へと濃さを増していく空に、ライトアップされた滝桜が浮かび上がる幻想的な夜桜が楽しめます。
日中は20度近くあっても、夜は手袋がないと手がかじかむくらい寒いです。夜桜狙いの方はあたたかい格好で行ってくださいね。

ライトアップは18時〜21時まで。4月7日からライトアップが行われていますが、終了日は未定とのこと。

三春滝桜への行き方、シャトルバスの時刻表、周辺の交通規制などについて、詳しくは以下のサイトをご覧ください。
Find! 三春（三春まちづくり公社）

滝桜の様子は、上記サイトや、三春まちづくり公社のX（Twitter）でも毎日発信されています。

滝桜を見るには「観桜料」が500円かかりますが、現地購入以外に、ネットで電子チケットを事前購入できるようになりました。
上記「Find! 三春」サイトから電子チケットを購入できます。
決済方法は、クレジットカード、PayPayが選べました。
購入後メールで送られてくる書類の二次元コードを、当日、滝桜の入口で係の方に見せれば入場できます。
当日内なら途中で外に出ることも可能だそうです。

次は桜の花が散る頃に、桜吹雪を見に行けたらと思っています。タイミングが合うと良いのですが。

#桜前線レポート