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キャリア的視点396 -「先輩」たちの役割-

こんにちは(^^) ひだです。
新卒の新入社員たちが企業に配属になった時、何が最も影響が大きいのでしょうか? 彼らを活かすも殺すも「これ」次第。
今日のテーマは「先輩」です。
日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は3~5分です。


新入社員は鏡

さて、皆さんの会社にも新入社員の方々は入ってこられましたか? このタイミングで新しい仲間が増える会社は非常に多いと思います。
別に4月ではなくても「新入社員」は入ってきますね。いわゆる転職者です。

そんな折に大切なのが、「先輩」の存在です。 
最初に言っておきますが、数ヶ月後に、

「あいつマジで使えねえ!」

という場合は、まず大抵「先輩」の関わり方の問題でしょう。なぜなら新入社員たちは、まだ何もわからないのですから。
要するに「マジ使えねえ!」っていう場合は、自分が先輩として、リーダーとして、指導者として「マジ使えねえ!」って公言しているようなものです。

新人さん達は、特に新社会人のみんなは基本的に無垢です。「社会のなんたるか」すらもわかっていません。ここで教育担当になった方の良し悪しで、全ては決すると言っても良いのです。

先輩のOJT(ON the JOB TRANING)で、仕事の覚えは変わります。
先輩の態度を見て、業務態度は変わります。

後輩は先輩の鏡なんです。


先輩たち

「先輩」と書きましたが、これは誰を指すのでしょうか?
新人教育を任された人でしょうか。

その通りです。新人教育担当社員がまず一人目です。

それだけではありません。
続けて職場の他の社員達。日々の業務の中で関わりのある先輩達です。
結論を言えば、経営者を含めた全員が「先輩」なのです。

新入社員が社長に対し挨拶をしたにもかかわらず、社長が挨拶を返さなかったら、

この会社では、挨拶をしなくても良いんだ。

と判断してしまうかもしれません。
どんなに社長が「挨拶をしなさい」と言っても、言っている社長が挨拶をしないのであれば説得力は皆無です。

良くも悪くもチームの雰囲気を作るのはリーダーです。新卒の新入社員達は「働く」イメージを持っていないままの場合もあります。純粋に、無垢のままに、先輩達を「見て」育つのです。

転職者はちょっと厄介です。
転職者にはキャリアがあります。その人なりに自分自身を持っています。素直な方は予想以上に少なく、逆に変なプライドがあるために素直になれない大人達なのです。

それでも、受け入れる側としての先輩の対応一つが鍵になります。新入社員を会社の宝とするのか、お荷物とするのかは、既に現場で仕事をしている「先輩たち」の手腕にかかっているのです。

さあ、皆さんの会社ではどれくらいの新入社員たちが入社しましたか?
そしてその入社の前に、受け入れる先輩達を教育できましたか?
企業の発展の鍵は「先輩たち」と認識して、これからどうしていくか考えてみましょう(^^)



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