見出し画像

マーチャーシュ聖堂(Mátyás Templom)🇭🇺

今日はブダペスト市内へ…


ニュガティ駅…🚋

Westend(ウエストエンド)などのショッピングモールがあります…🛍️


トラムに乗って
三位一体広場に向かいます…🚋

中世ヨーロッパで猛威を振るった
ペストの終焉を記念して建てられた
「三位一体の像」
人々の祈りが込められています…🕊️


広場の中央には
ハンガリー建国の父と言われる
初代ハンガリー国王
「聖イシュトヴァーンの騎馬像」があります
手に持つ2重の十字架は…✝️
イシュトヴァーンがこの地にキリスト教を導入し
キリスト教国家としてハンガリー王国を築いたこと…🇭🇺


法王からハンガリー国内の大司教を決める権威ある決定権を与えられたという
2つの意味を表しているそうです…👑



石造りの高さ88mの壮麗な尖塔と
モザイク柄のカラフルな屋根が印象的な
輝くような美しさの
「マーチャーシュ教会」🕊️



「マーチャーシュ聖堂」(Mátyás Templom)は…

ハンガリー国王「ベーラ4世」によって
13世紀に建立された
ネオゴシック様式の教会です…🇭🇺


教会の正式名称は「聖母マリア聖堂」ですが
南塔の建造を命じた
15世紀のハンガリー国王
「マーチャーシュ1世」に因み
「マーチャーシュ聖堂」という通称で呼ばれているそうです…⚜️

マーチャーシュ王はこの教会で
戴冠式と2度の結婚式を挙げているそう…🕊️



現在の姿になるまでに
何度も増改築が繰り替えされた
マーチャーシュ聖堂…👑

13世紀にゴシック建築で建てられましたが…
1541年にトルコ軍に占領されて
モスクに改変されました…


1686年にトルコ軍が撤退すると
カトリック教会に戻りますが
ファザードはバロック式に改装されます…


1896年
ハンガリー建国1000年の年
皇帝フランツ・ヨージェフ1世は
バロック式のファザードを取り払い
かつての美しいゴシック様式の姿に戻すように
命じ…
建築家「シュレック・フリジェシュ」によって
古い図面や絵などを基に
改修されました…

第2次世界大戦時に大打撃を受けますが💦
戦後、シュレックが改修した姿に忠実に再現されたそうです✨



たくさんの彫刻が施されたファザード…


中に入ってみます…✨



わぁ✨


高い天井…
黄金に輝く厳かな聖堂内…

ネオゴシック様式の主祭壇…
クリスマスツリーの灯りに照らされて
美しく輝いています…✨

聖堂内はたくさんの
宗教画や石像が飾られています…👼


1541年
ブダがオスマン帝国に占領されてから
150年もの間…
この美しいフレスコ画は塗り込められ
アラーの神への礼拝が行われていたそうです


色鮮やかなステンドグラス…


ビザンチン様式の壁は
独特の模様や色合いを持っていて
どこかオリエンタルな雰囲気があります…

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と
皇妃エルジェーベトの戴冠式では
リストが「戴冠ミサ曲」を作曲し
自ら指揮を振ったそう…🎶





宝物室へと続く階段を上がって行きます…🚶‍♂️


カラフルな屋根瓦は
南部の町ペーチにある
陶磁器工房「ジョルナイ」のもの…🌈


現在は国会議事堂にある
「王冠」のレプリカ
十字架が少し曲がっていて
可愛らしい感じがします…👑


16世紀に作られた
祭壇や法衣…


昔の楽譜⁈🎵




この美しい聖堂内で


たくさんの蝋燭の揺らめきを
眺めながら…


心穏やかに
過ごせる幸せを…


神様に

深く感謝します…💓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?