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Mamiya RZ 67 PRO II というカメラについて【出会い編】

こんにちは、みずきち(@SawadaMizuki)です。

今回は私の愛用カメラ、Mamiya RZ 67 PRO II についてまとめるシリーズ。実はこのカメラとても重くて、2.5kgぐらいある。毎回フォトウォークは筋トレだ。しかもフィルムなので一枚撮るのに費用も時間もかかる。ではそもそもなぜこのカメラにたどり着いたのか、その出会いと買うと決心するまでのストーリーをまとめてみる。

写真を始めたきっかけについてはこちらから。



自分の代名詞が欲しい!カメラ買うぞー!

祖父のフィルムカメラをきっかけに写真を好きになった私は、撮り続けているうちに写真を極めたいと思うようになった。祖父から譲り受けずっと愛用していたPENTAX MXも好きだったけど、プロを目指すなら何か代名詞になるカメラが欲しいな、と思い自分のカメラを買うことにした。

PENTAX MX とワタシ

カメラを選ぶ上で何を基準にするか?答えはシンプルで、まずは自分の好きな写真を撮る写真家と同じ機材にすること。妥協せずに。初めは写真を仕事にしている人=デジタルカメラを使ってる人という考えが無意識にあったので、フィルムカメラを買う選択肢は私の中になかった。そしてまずは自分の好きな写真家を探し始めた。


で、私の好きな写真家は誰なんだ?

初めに頭に浮かんだのが、NETFLIXで好きだったシリーズ RIVERDALE に出演している俳優の Cole Sprouse。インスタをフォローしていたので彼が写真を好きなことも知っていたし、彼の撮る写真の色味がとても好きだった。

さっそく彼が使っているカメラとレンズを調べた。Canon EOS 5D Mark IIISigmaのレンズ、よしこれを買えばいいのかとAmazonでカートに入れる。あとは注文ボタンを押すだけだぜっ!!というところで、なぜか手を止める自分がいた。


そして見つけてしまう、大好きな写真家

カメラをカートに入れたまま数日経ち、うーんなんか決めきれへんな〜と悩んでいた時のこと。ふと、フィルムカメラで写真を仕事にしてる人っていないのかな?と気になり、なんとなく「Film photograher」で調べてみた。

調べた結果「世界で活躍するフィルムフォトグラファー」という記事を見つけ、そこにはフィルム写真家として活躍している人が何人も紹介されていた。記事を読んで、こんなにもフィルム写真を仕事にしている人がいるのか、と知りとても嬉しくなったし、私もフィルム写真で勝負していいんだと思えた。そして、そこで紹介されていた一人の写真家の作品に一目惚れしてしまうのだった。

彼女の名前はRosie Matheson。その作品を見た瞬間、目が離せなくなった。さっそく使っているカメラを調べてみると、そのカメラにもまたまた一目惚れしてしまった。それがMamiya RZ 67 PRO IIだった憧れの上から覗くタイプやん!これ買う!と即決した。

Mamiyaとワタシ

即決したはいいものの、80〜90年代のカメラだったのであまり出回っておらず、探すのに苦労した。ネットでやっと見つけてもきれいな状態のカメラがあまりなくて、何日も探してやっとたどりついたのがeBay(アメリカのECサイト)だった。アメリカのECサイトではあるけれど、日本のカメラ屋さんからの発送だったのですぐ届いた。

そして手元に届いてそのデカさを実感する。このデカくて重たいカメラを使いこなせるのか?と不安を抱きつつも、これから自分がどんな写真を撮るのか、その期待に心踊らせていた。

ということで、カメラとの出会いはこんな感じ。

次回は Mamiya で初めての一枚が撮れるまでのストーリーをお届けしようと思う。

では、また。


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