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セフレのハナシ(多分完、ではなかった)

私の過去の記事の中で最もビューが多いのはセフレの話だ。

例のセフレの記事はこちら

スキは他と比べて少ないし(どちらにしても他も少ないのでどんぐりの背比べ)、SEOの順位も悪いが(どう考えてもGoogleのアルゴリズムに従っていない)、
やはりセフレというものに関心のある人が多いんだなと思う。

恋愛体質というか、なんなのか、拗らせている人が多いんじゃないかと思う。

私はセフレという関係の人からは足を洗ったのだが、その関係にあった人の話を今日はしたいと思う。

殴り書き状態でいつもノリと勢いで書いているので、あまり着地点は見えていないのだが、何となく私が足を洗えた話をして、最後はなんらかの結論で締めたいと思う。(今回も安定にGoogleのアルゴリズムは無視)

セフレというような関係になった人

程度こそあれ、3人いる。
その他は付き合ったかワンナイトか、みたいな感じだったのでカウントしない。
3人のうち1人はたったの2回で終わったからセフレとまではいかないかもしれないが、間違いなく残り2名は濃ゆいセフレ関係だった。

1人は遊びの延長での関係(以降A)、もう1人は彼氏から成り下がったセフレ(以降B)だ。

前の記事で書いたように、セフレには3タイプあると思っていて、それでいうとどちらも3つ目の「セフレ」にあたる。

端的にいうならセフレだけど、ヤるだけの相手でもなかった「セフレ」

多分、相手だってセフレだと思ってなかったと思う。
なんなら遊びの延長であるほうは、もはや私と関係を持ったことなんて忘れているくらいだと思う。

LINEをしてる中で、成り下がりセフレは私に、セフレではないと言っていた。
私がセフレと思いたくないからではなく、本当にそう思ってなかったのだと思う。
成り下がりセフレとは言い方が雑だが、なんだかんだ思入れのある元カノ、という感じで、別に付き合いとか彼女が欲しいとかではないけど、なんとなく気になる、と言う感じなんだと思う。

2人の「セフレ」被り期

2人とは、大学時代少なくとも2年は被っていた。
つまり2人同時にセフレ関係だった。
若かったなぁと思う。
その頃は私自身全く付き合いたいとか彼氏が欲しいという欲求がなく、この都合のいい関係がなんとも心地良すぎた。

正直、今になってまでそんな気持ちで遊んでいたら痛々しかったと思う。

もちろん、これは30歳だから痛々しいとか、そういう話ではないので、これをよんでいるもし私よりも歳上の方がいたら怒らないでほしい。

今の私の人生的に、タイミング的に痛々しいと思うだけだ。

2人の「セフレ」がいたことで満たされた

ともかく、あの大学という人生の夏休み期間思う存分遊べたことに後悔はないし、いい思い出と捉えている。

2人いるので、大体暇しなかった。物理的に暇な時間はあったが、精神的に満たされていて自己肯定感も保たれていたという感じだ。
週2.3ペースでAの元へいき、タイミングが合えばBの元へ行き、という感じだ。

人生の夏休みといえど、大学、サークル、バイトの三足の草鞋でなんなら社会人の今より予定が詰め詰めだったので、バイト終わりなどで連絡して、夜飲み行って帰って一夜共にしてまた朝大学に向かう、というコースはなかなかにハードで、かつ刺激的だった。

とにかく刺激が最高だった。活動的に生きるエネルギーになっていた。

自分の性欲の強さはよくわからないし、別にやることだけが目的ではなかったが、とにかく飲んだり喋ったり、イチャイチャしたり、次の日どっかいったり、身体も許せる擬似恋愛みたいなことが楽しかったんだろうなと思う。

突然訪れたAとの「セフレ」の終末

そんな日々に、終わりが訪れる。

Aに関しては、ついに運命の相手と付き合うことになった時、バタっと身体の関係は途切れた。
確かに、社会人になり環境も変わったことで、そんなに会ってはいなかったが。

最初は言ってくれなくて、普段通り会って家に行こうとしたら、遠回しに断られた。
毎回の流れを断られたので、なぜ?と思ってストレートに一緒に帰りたいと言ったら、しぶしぶOKが出て電車に乗ったものの、そんな空気なのでなんだか落ち込んできた。

駅について改札を出る前、あまりにも居た堪れなくなった私は、やっば帰ります、と言って、反対方向の電車に乗り込んだ。

このまましぶしぶ家に行ってやったとて、なんかしょうがなくやってやった、という、フェアな関係じゃないのであろうと予測した。
だから自分が最後に断った。なんか悔しかった。
実家住みだった私は、今日は帰らないと連絡してしまっていたので、最寄駅(とはいえ徒歩40分ほどかかる)から歩いて帰ることになった。
悔しくて、40分の帰り道、1人泣きながら帰ったのを覚えている。

***

それから数ヶ月後、Aもいた複数人での飲み会で。運命の彼女と出会ったことを知った。
隣のテーブルでAが馴れ初めを話しているのが聞こえたという感じだった。

あの時にはっきり言えよ!と心の中で思った。

***

そして数年が経ち、Aは結婚した。
なんだかんだ何事もなかったかのように、今は友達という感じで関わっている。
隠れてでもまた関係を、、とは全く思わない。

Bとの終わりをほんとに少し(さわりだけ)

Bとの終わりは、また全く別物だ。
Bの方が正直、エピソードは多い。
会うスパンは短かったが、要所要所で関係性に変化があり、この話は長くなるので、また別の機会に話すことにしたい。

いつかはパタリと終わりが来る

Aとのエピソードが思いがけず長く、もはやAとのエピソードがメインになってしまったが、
言いたいこととしては、どれだけ長く続こうが、濃い関係だろうが、いつかパタリと終わりが来るということだ。

どちらかに人生の転機が訪れて、環境が変わったりなんやらで、すれ違いが生じる。
そしてどちらかが終わりを告げるか物足りなくて都合のいい関係ではなくなった時、終わりを迎えるのだ。

今の関係に不満がある人へ

始まりだって、思いがけず始まっただろうし、だから終わりも思いがけず終わるものだ。

今のセフレ関係に不満を持っている場合、確実に終わることはないにしろ、どこかのタイミングで何かが変わるから、その時まで悩むかもしれないが、いつか何らかの形で変わるから。
私もあの時は悔しいし悲しかった。
時間はかかるかもしれないが、いい思い出になる時がいつかくる。

そう信じて。


今ここまで死ぬほど長い話を読んでくれた方、かいつまんででも読んでくれた方、ありがとうございます。
皆さんにとってのセフレはどんなセフレか、よかったら教えてください。

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