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ロプノール日記 ④

昨夜ピザ作った。
食に決め事はない私とて、夜9時のピザはちいと気が引けるものさ。レシピ後述。これであなたも今日からウーバー要らず。あ、ごめんねウーバーのかた。ウチ💰ないからってだけ。お金ある方から引き続きたんまりいただいてね😉水飲んでがっぽり稼げよ❗️


夜明け前、外へフラリ。急にお花が欲しくなったし、いい加減歩きたい。
炎暑にビビってて。ピッチャービビってるからベンチから出ないもん❗️
でも体が変。気持ちも連動するから。夜明け前なら如何に?


OKだった。むしろ涼しい。快適。薄明といっても5時台なら相当明るい。
淡い澄んだブルーの空を見上げて思い切り大気を吸い込む。美味い❗️この霞食って生きたい。もう決して東京には帰らないぞ。


鳥たちが楽しそう。どの子もなんて可愛い声。あの「幸せの青い鳥」とやらのイソヒヨドリも、コロラトゥーラ・ソプラノで「テメ何やってたんだよ遅せーよ」と言ってるように聞こえた。いや言ってないにしても、それほど、鳥たちの時間に私は出ていなかった。


いつもの高架下で野良猫のホルスとイリスを呼ぶ。現れたのはシマ猫イリス。去年姿を消した私の親友猫、ルーナの妹だ。
「久しぶり。これ新作。ホルスと分けてね」新商品のカリカリを献上し去る。


ダイサギが何度も低空飛行して、見惚れた。自分を労われ、のサイン。うん、昨日頑張ったから今日はそうするわ。月見草(待宵草)とススキと猫じゃらしを少し取り、昼顔も2輪見つけた。
猫先輩の一人、クロダさんにばったり。←人間のご婦人です。
独居だがそれは愛らしい三毛と茶白を飼い可愛がって飽き足らず、地域猫の面倒も見ている。私のような遊軍じゃなくガチの一人だ。
夏のスポーツウェアでスタイルがすごくいいから褒めた。なんと「80を超えている」と笑った。20は若く見える。秘訣はダンスとかが好きなことだって。
「私もダンス大好き❣️」
「あら、いいじゃない😊」
そしてするりと現れたゴージャスな長毛野良猫(私はジャズと呼んでる)を二人で愛でて、笑って手を振った。散歩のあとラジオ体操に出るという。
彼女と踊ってみたいが、こんなんお誘いしたらダメかしら。


ヤマゴボウ、オオマツヨイグサ、ススキを見上げるケルピーと、
昼顔を威嚇するまあ猫。
なんだよおれも混ぜろよ、と水宮乱入。


〈シーフードイタリアーナ・ド・水宮〉レシピ

①にんにくチップを作る。
②おなパン(同じフライパン)で玉ねぎ薄切り、シーフードミックスを炒め、酒を入れ、アルコールが飛んだらカットトマトを加えて煮詰める。塩、胡椒を適宜。砂糖とコンソメ少々。仕上げにオレガノと、ばかなんじゃないのかって位バジルを加えて火を止め、味を馴染ませる。
③ボウルに小麦粉(一般的な薄力粉でやった)に塩ひとつまみ、オリーブ油少々、水適宜を加えてゴムべらで耳たぶより柔らかいくらいの生地を作る。
④フライパンにオリーブ油を熱し生地を薄く伸ばして焼く。後でソースが載れば形は不問。クリスピーラバーだからせんべいみたくカリカリに焼いた。
⑤いよいよお楽しみ、トッピングタイム。シーフードトマトソース、チーズをうっぴゃり(うっぴゃり? 舞い上がってしまったのだ、見逃していただきたい)載せ、粉チーズもかけ、にんにくチップもかけ、それをトースターでカリカリとろーりと焼いてさ。
⑥食ってさ。終わり。


朝の空に、愛するとんびのユグや白鷺たちは見えなかった。もっと地に近い鳥たちを多く見た。
じき始まる新しい生活のため、あまり上空でなく今は地に足をつけろ。ということかもしれない。
タワー(タワーは細く高い形状のためか、それとも火龍…灯と熱をもたらす電気…を護っているからか、よくそこに言霊を聞く。初めての時は向こうから声がして(名乗ったのだ。龍を護っているものだ、と。)私はとうとう統合失調になったのかと担当ドクターに訊いたが違うと言われた。タワーのそばを通るといつも声を聞く。占い要らずでリーズナブル)は、

「そのまま正々堂々」

と、言った。押忍。

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