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『孤独のグルメ』を変換するススメ

先日、Twitterのタイムラインにこんなつぶやきが

「集中、満喫する食事が幸せ」ってところに同意でした。同時に頭に浮かんだのが『孤独のグルメ』(原作:久住昌之、作画:谷口ジロー/扶桑社/1994~)。

『孤独のグルメ』は、主人公、井之頭五郎が一人孤独に食事にむかい食べることを堪能します。

カツサンドで「ソースの味って男の子だよな」
焼き肉で「うおォン。俺はまるで人間火力発電所だ」

こんなセリフは発し、まさしく主人公 は「集中し、五感をフル回転させて満喫する幸せ」を常に体験し続けます。

スマホを立ち上げれば興味深い情報が降っくる今、いろんな情報にたくさん浅くつながりがちになっていて、今後は、五郎さんのように「集中、満喫する幸せ体験」の時間が大切になっていくのかも。もちろん食事じゃなくても人それぞれ好きな「集中、満喫」体験を沢山つくると幸せな時間を多くしていけるはずで。
これから新しい幸せ体験を考えるのであれば、僕は「孤独のジャズ」をオススメしたいです。「グルメ」を「ジャズ」に変換するわけです。
ジャズ喫茶、
ジャズ専門レコードショップ
ジャズクラブ
・・・
どれも一人のお客さんが多く、一人が似合います。
一人で聴き入る方、沢山の中からひたすらレコードを捜す方…
五郎さん的な人の存在が普通です。
「孤独のジャズ」ごっこで「五感を集中させて満喫する幸せ」いかがでしょうか。

モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず
自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ
独りで静かで豊かで
『孤独のグルメ』より

まずは「孤独のジャズ」体験のイメージトレーニングとしてYouTube動画をどうぞ。
↓もしもこんな軽快で心地いい演奏をひとり五感で体感できたらきっとしあわせな気持ちになれます。ピアノ山本剛さん、 ベース鈴木良雄さんのDUO、特に0:28~1:00の和む感じがいいです。


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