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ドラクエを1から振り返る(DQⅠ:RPG人生の始まり編)

こんばんは。みずいろです。

鳥山明先生、ご冥福をお祈りいたします。

ニュースを見たときは俄かには信じがたく、喪失感に襲われました。。
自分も「世代」であったので鳥山先生の作品に触れて大人になり、これからも当たり前のようにそこにあるものだと思い込んでいました。
個人的に鳥山先生といえばドラゴンボールよりもドラクエ。
ドラクエは新作(12)も予定されてるというのに。
これからどうなっていくんだろ。

そんな感じで、ちょっとしんみりしつつ・・・
夜寝る前とかにもドラクエの1はこうだったな、2はここが好きだったみたいな記憶が浮かんでくるようになってしまったので(寝つきが悪い)
この機会に各ドラクエシリーズについて自分なりに何か書いてみようかと思います。
1本1記事書いたら結構な量になるかも。(6くらいで飽きて終わりそう感

1.私のドラクエ歴について

最初にどれやった、やってないを書いておきます。

・クリアした
 1、2、3、4、5、7、9、11

・触ったけどクリアできてない
 6、8
 10(無料の範囲で少しだけ)

こんな感じです。
さも玄人っぽい入りしといて全部やってないの!?という声が聞こえてきそうですが、6と8できてないんですよね。(言い訳は6と8の記事で書きます)
1から5は複数プラットフォームでクリアしてます。

あんまりランキング付けるのもよくないかもですが、
もしも、もし私が好きな順に並べるとしたら。

5、11、3、4、2=6=8、1、7、9

みたいな感じになるかなと思います。
システム面やら思い出補正やら今もし遊ぶならみたいなのを足して、こんな感じです。(6,8はクリアできてないけど割と好きなんです)
7は今もう一回やったら評価変わるかも。
同じような並びの人がいたら一緒にお酒でも飲みたいですね。

好きな順で5からいろいろ書いていくのが良いのかもしれないですが、自分真面目なのでナンバリング順に書いていきます。

ということで、今日はドラクエ1について。

2.ドラクエ1との馴れ初め

国民的RPGドラゴンクエストシリーズ、その長い冒険の第一歩。
たしかFC版、SFC版、スマホ版、GBC版でクリアしました。
そして私の初ドラクエもこのⅠだったりします。
小さいころにファミコン版を家族がやってるのを見てました。
最初は難しそうだなぁと思ってましたが、このゲームでやってる事がなんとなくわかってきて

「もしかしたらこれ自分でもできるかもしれない」

とノートを1冊用意して触ってみたのが私のドラクエの、RPG大好き人生の始まりの瞬間でもありました。
当時ファミコンといえばマリオを代表としたアクションや、ギャラガ、グラディウス、ツインビーのようなシューティングばっかりやってまして。
何回も同じことを繰り返して、ちょっとプレイヤースキルが上がると先の面に進める、でも電源を切ったらまた1からみたいなゲームばっかりでした。
そんな中このドラクエ1、今日が終わっても冒険が続くんですよね。
たった20個の文字列が明日に記憶をつないでくれる。
「ふっかつのじゅもん」とはよく言ったものです。
(何回か泣かされてからパスワードを2通り控えるようになった。子供ながら偉いと思う)

今日はここまでやった。倒せない敵が倒せた。明日はこうしよう。わくわく。
という「続き」のあるゲーム。ドラクエってすげーってなった瞬間です。

3.思い出的なやつ


・シンプルイズベスト

そんなこんなですっかり好きなジャンルがRPGになった私。色んなタイトルを遊びました。
今思えばファミコン特有の難易度ってやつでほとんどがクリアできなかったけど、ドラクエⅠはちゃんとクリアできたんですよね。
子供ながらちゃんと最後まで遊べたのは、強くなって魔王を倒すといったお話のシンプルさと、考えられたバランス調整、今でも息づいているようなRPGのベースみたいなのがわかりやすかったからではないかなと思います。(あと攻略本)

「こっちが行動すると相手も行動する1対1ターン制バトル」
「経験値とお金も貯めて強くなる」
「NPCに話しかけて情報を仕入れる」
「森とか山はなるべく避ける、橋をわたったら敵が強くなるみたいなフィールドの概念」

みたいなのがまさにそれ。
RPGの教科書みたいなものなので、まぁちょっとシステムは古いとはいえ初めてRPGやるよ!ドラクエやったことないよ!みたいな方にはぜひ触って頂きたい。


・最初のお買い物問題

ドラクエⅠといえば個人的にこれ。
主人公は装備無しレベル1でスタート、王様から120Gだけ支給されて城から放り投げられます。
(ソウルゲーの裸レベル1キャラの原点はドラクエⅠ説・・・?)
この120Gで身支度を整えて冒険にでるのですが、どんなお買い物をするか。
ここ、結構性格がでるんじゃないかなぁと思っています。

私は「たけざお+ぬののふく+かわのたて」派です。

ファミコン版は何か武器と盾を装備をすると自キャラのグラが変わっていくので最初からその状態にできるのが嬉しいってのが大きい理由。あと盾が世界に3種類しかなく、しばらくかわのたてのお世話になるし最初に買っちゃって一気にたけざおからどうのつるぎまでもっていくスタイルです。りゅうのうろこは適宜。
ただあんまり同じ派閥の人、お会いしたことないですね。こんぼう派の方が優勢かも。

こういったお金のやりくりとかダメージ計算、敵の行動予測、MP管理、会話する時の「きた」「みなみ」といった方角の概念とか、子供心にお勉強になったような気がしてます。

4.ドラクエを形作るもの


ドラクエシリーズのすごいところ。
ストーリー、グラフィック、音楽。色々あると思います。
でもこれが欠けたらドラクエじゃなくなるかも?というのが

キャラクターデザイン、モンスターデザイン

なんじゃないかと。

ドラクエを代表するモンスターといえばスライム。
Ⅰを遊んでる頃はそこまで「スライムや!かわええ!」とはならず、
HP3/Ex1/1Gの青い敵とHP4/Ex1/2Gのオレンジの敵としか思ってなかった。
(てか「ベス」が何を表すかいまだにわからないまま大人になってしまった。マムルとかキース、ダースとかも)

個人的に1番印象に残ってるのはおおさそり。
スライム、ドラキー、ゴーストときての「おおさそり」。絶対強いやんこんなのって思った。
初見モンスターと遭遇した時に「やばい」って思わさせられるのってすごいですよね。
おおさそりをこえたらメーダとかドロル。(メーダも好き
そのさきに出てくるリカント。色が変わってヤバさが増したてつのさそり。
子供心に怖かったかげのきし。お世話になったゴールドマン。
中ボスででてくるドラゴン、あくまのきし、ゴーレム。
MP使いたくないのにたくさん出てくるスターキメラ、だいまどう。
倒す気すら起きないキース、ダース、しにがみのきし。
そして画面から飛び出してくるくらいの迫力のりゅうおう。

ドラクエがドラクエたるものはこのモンスターグラだと思うんすよね。
可愛く強く、時に不気味な、それぞれが主役になれそうなモンスターあってこそのドラクエ。(主役になったゲームもありますね)
パッケージのイラストも、グラフィックも別のものだったらここまでドラクエシリーズは続かなかったんじゃないでしょうか。

まぁ今日はそういう事にしといていただいて。


5.おわりに


ということでドラクエについて少し振り返ってみました。
思い出とかRPGとはみたいな話が多く、ストーリーがどうとかなんも書いてないですね。
何か書くとしたら
「ベホイミで回復して殴れ」
くらいでしょうか・・・

記念すべき1回目という事でちょっと長く書いちゃいましたが、いつまでたっても終わらなそうなので次からは「2は難しかった!」「3は自由度が!」の一言で終わらせようかと思います。

いつ更新されるか分かりませんが、また次回お会いしましょう。


→ドラクエ2編を書きました。


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