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しないこと満載、私の週末の作り置きルール4選

週末ですね。仕事が土日休みの方は、今週も1週間お疲れさまでした。

…と言いたいところだが、週末におかずや常備菜を作り置きしている方はどれだけいるのだろう?


私が作り置きをするようになったのは、結婚し同居が始まったタイミング。なので、5年ほど作り置き生活(と呼べる程厳密にやっていないが)を続けていることになる。その間、やったりやれなかったり、手の込んだものを作ったり作れなかったり、変遷を繰り返しながら今の形に落ち着いた。
フルタイム勤務でリモートワークの制度はなし。家事にかけられる時間が限られており、かなり「しない」こと満載の緩やかな作り置き生活。それだけに、忙しい方には何かしら取り入れられる部分があるかもしれない。


①品数豊富に作ろうとしない

作り置きを始めて間もない頃は、それこそ休日の半日を使って何品も張り切って作っていたと思う。
が、今はそこまでは頑張れない。何せ平日の掃除はほぼ出来ていないに等しいので他にやる家事は幾らでもあるし、子どもとの生活もあるし、何より自分が休みたい(ここ重要)。
加えてこれは個人的な考えだが、作り置いた食事を何日も冷蔵庫に寝かしておきたいとはどうしても思えないのだ。子どもも食べるものだし、せいぜい保存期間は2〜3日、長くても4日程度と考えている。
と考えると、この期間で食べきれないほど多く品数を作り置く必要性はない、という結論に至った。
そのため、我が家の作り置きは大体水曜日頃には食べ切っている。木金の副菜は水曜日に別途用意したり(それも浅漬とか煮卵とか、調理工程の少ないものが中心だ)、忙しい時期は生協の惣菜に頼ったり、様々だ。

②出来立てを食べたいものは作り置かない

焼き物、炒め物はやっぱり出来立てを食べたい。時間が経てば衣はベタつくし、水分が出てきて味もぼやけてくる。
ホットクックの予約調理に挫折した時もそうだったが、こと食に関して言えば私の場合、美味しくなければ確実に続かない。
なので、作り置くのは寝かせることで味が染みる炒め煮を含む煮物、和え物、漬物、サラダ、和え物が中心。逆に、出来立てを食べたいメイン料理は作り置きすることは殆どない。

先週作り置きした3品。

煮物なら、ひじきや切干大根の煮物(写真左下)。この時期安い小松菜の煮浸しも定番。
和え物なら、もやしのナムルやほうれん草の胡麻和えなど。
漬物なら、この冬は大根や人参のぬか漬けをよく作った。先日は鍋で余った白菜をざく切りにして、だしと塩、砂糖で浅漬けにした(写真右下)。

サラダならポテトサラダ、コールスロー、かぼちゃサラダ(一口大のかぼちゃ、薄切りのベーコン玉ねぎをレンチン。コンソメ少しとマヨネーズで味付け。写真上)などを週替わりで準備している。

③複雑なことはしない

とはいえ、上記の写真にある作り置きは私にしてはまあまあ頑張っている方。実際のところは、工程が複雑だとそれだけで作る気をなくすタイプだったりする。

忙しい時期に多用しているのは、野菜を切っておくだけの「切り置き」だ。
ポイントは、何かのついでにやること。
鍋のついでに白菜や人参を多めに切っておく、それくらいで十分だ。

また、茹でるだけの「茹で置き」もよくやっている。
冬になると安くなる小松菜やほうれん草、ブロッコリーは、使い道が決まってなくても茹でるだけ茹でておく。味付けをしないからこそ、サラダや和え物、メイン料理の付け合わせにと逆に柔軟に使える。

そして本当に忙しい時は、スーパーで千切りキャベツを買ってきたり、丸ごと買ってきたレタスをちぎってサラダスピナーごと冷蔵庫に入れておくこともある。
完全に手抜きだが、ここでおすすめしたいのがお気に入りのドレッシングをストックしておくこと。かけるだけで手抜き感が薄れるだけでなく、食卓の満足度もグッと上がる。
私の一押しドレッシング↓

今年購入したサラダスピナー。水切りをしっかりするだけでもサラダは美味しくなる。ただ、小サイズでもそれなりに場所を取るので収納スペースに注意。

④予めかっちりと献立を考えない

以前は1週間分の献立をきっきり決めて、その上で買うものを詳細に洗い出していた。
今は、そこまでかっちりとは決めていない。
スーパーの青果売り場においては特にそうで、その時安く買える旬の野菜をカゴの中に入れながら、頭の中で献立を組み立てて、魚や肉もそれに合わせて買っていく。
作り置きのメニューも、その時買った旬の野菜から考えている。

昨年この本を読んで旬の食材を旬の時期に食べることの大切さを実感し、日々の食事に取り入れているところ(ココナッツオイルなど、買ったところで余らせそうな食材には手を出さず、あくまで実践できそうな範囲内で)。

きりがないからこそ、「しない」ことを決めておく

炊事に限らず家事全般について言えることだが、やろうと思えばいくらでもやることはある。ある意味では終わりのない作業だ。
だからこそ、「しない」ことを決めておく。
そう言えば、普段デスクワークの私が腰を痛めるのは、家事に没頭した週末と決まっている。よっぽど、仕事をしている時の方が身体面では楽なのだ(何より座れる)。
頑張りすぎてはいけない。けれども多少のラクはしつつ、美味しいものが食べたい。
その思いの狭間で、今日も私はキッチンに向かい、コツコツと週末作り置き生活を続けている。

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