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脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ '11

第28回の脳内ゲームオブザイヤーは西暦2011年。
西暦2011年のベストゲーム(個人的)を決めていきたい。

3DSとVitaが登場

ニンテンドー3DSとPlayStation Vitaが登場した年だ。
3DSはロンチタイトルが10本くらい(うちNintendogsが3本)で年内88本のゲームをリリース。Vitaはロンチが20本くらい。vita本体は年末に発売したので年内リリースはロンチタイトルのみとなった。

アニメが豊作で「まどマギ」「あの花」「タイバニ」が放送。
仮面ライダーが40周年&通算1000回放送。「オーズ」と「フォーゼ」。
お笑いは「楽しんご」が流行。
アキバで昔あった通り魔事件で歩行者天国をずっとやってなかったのが復活したとか、タイガーマスク名義で孤児院へランドセルを寄付する人が多発したとか、アナログ放送が停波したとか、そんなこともあった。

色々書いたけど、東日本大震災という歴史的に見ても強烈すぎる闇のニュースがあったので、全部食われてしまった感ある。細かいことはほとんど忘れてしまった。
筆者は3DSもVitaもどちらも楽しみにしていたゲーム機でもちろん購入したのだけど。
東日本大震災に加え、私事で恐縮ですが近いタイミングで妻を病気により亡くしたことが重なって、悠長にゲームを遊んでいられる時期ではなかった。
それでも、気を張って思い詰めてばっかりでは体がもたないと思い、いくつかのゲームはプレイした。
他の年と比べるとやりこみ度合いや思い入れが弱くなってしまうことをご容赦いただきたい。

2011年 ノミネート作品

  • スーパーマリオ3Dランド(3DS)
    スーパーマリオの新しいシリーズとなった作品。
    ファミコンの頃のスーパーマリオ(1~3)の頃のようなアスレチックな感じのマップを、マリオ64みたいに三次元化したもの。
    ゴールで旗につかまるところも初期作品っぽい。
    立体視の映える場面が多数あった。難易度が程よく難しくて心地いい。

  • マリオカート7(3DS)
    おなじみマリオカートの3DS版。
    安牌だよねもう。面白くないはずがない
    カートのパーツを入れ替えて強化する機能がついて、対戦機能も充実していて、キャラもコースもたくさんあって満足度の高い1本。

  • シュタインズ・ゲート(PSP)
    もともとはXBOX360で出たテキストアドベンチャーゲーム(ノベルに近い)で、タイムリープものの名作。
    しかし読むだけの場所が多くプレイヤーに思考や行動させる要素が思ったより少なかったため、個人的には結構プレイが苦痛だった。台詞聴いて〇押すだけ的なのは筆者はダメだったわ。クリアまで1年くらいかかった。
    物語は面白かったよ。シュタゲはアニメ版あるんで、そっちを見るほうがいいかな、と思った。

  • ぷよぷよ!!(PSP)
    「ぷよぷよ」の20周年を記念して発売したゲーム。
    キャラデザとかは最近の作品準拠だったがゲームルールは昔のものもフォローされており、プレイ前にルール(初代とか、フィーバーとか)を選択できた。筆者はおじさんなので「通」ルールでずーっと遊んでた。
    「通」ルールで遊べばクリアできる。

  • ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III(Wii)
    ファミコン版とスーファミ版のドラクエ1,2,3を全部入りにした記念ソフト。ドラクエ25周年記念に作られたもの
    いまプレミアついてるみたい。
    ゲームの中身は当時モノと全く一緒なので(中断セーブがついてるけど)、そんな無理して買わなくても昔のハードもってるなら、そっちで遊んでも同じ体験はできる。

受賞作品

第28回脳内ゲームオブザイヤーは…

「マリオカート7(3DS)」です!

この年はゲームを楽しんでいられるような心理状態ではない時期だった。

鳴りやまない地震速報。
病と闘う妻をサポートすべく、仕事はほとんど休んでいた。
資金繰りに奔走し、医学についての本を読み漁り。
全てが終わってしまった後、自分にとっていちばん大事なものを失ったのに、タスクは無くならんとばかりに社会復帰へ道を歩まなければならなかったこと。(いま思うと職場や上司はかなり”待ってくれて”いたけれど)
無気力で、死んでないだけの日々をただ送っていても意味がない。やらなければと頭でわかっていても動く気力が出ない。涙ばかりが出る日々。
忘れたくはないけど、思い出したくないな。

その後、社会復帰するために、QOLをあげるために、自分の残りの人生を無駄にしないためにと、婚活をした時期があった。

再婚相手は趣味が近いか、理解がある人がいいな。と思っていた。

それもあいまって、軽い気持ちで対戦できるマリカーがランクインしたように思う。
婚活で出会った人で、3DS持ってる人とはマリオカートしたこともあった。
カートをカスタマイズできるようになって(タイヤとシャーシとグライダーを選べる)キャラクターもたくさんいるので組み合わせで性能に差を出せるようになったことや、グライダーがついたことからもわかるように高所から飛び降りると滑空ができるようになった。水中を走るコースなんかも今作からかな?
公式によると任天堂の3DSソフトの中で一番出荷本数の多いソフトだそうで。

嫁と一緒に遊んだゲームや、元気になったら一緒に遊ぼうと思ってたゲーム、あと前述のようにリラックス時間を捻出したくて遊んだゲームなんかは、辛かった時のこと思い出してしまうので2011年は難しいな。

上の婚活の記事にもあるように、筆者は現在は再婚して子供もでき、社会復帰もしている。
この時のゲームたちもそのうち再プレイして、純粋に楽しさに触れられる時間をとりたいなー。

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