ここ3か月ほど、ゲームのプレイ時間がかなり短くなっている。
「頚椎症性神経根症」になってしまったためだ。

なんだ仰々しい名前だが（”症”が2個あるし）、どういう病気なのか記しておきたい。

どういう症状？

・首と肩がずっと痛い（ひどい肩こり以上、寝違え未満くらいの痛み）
・左腕のみ、肩～肘～親指にかけてズキズキと痛む時がある
　※その場所が凝ってるとか怪我したとかでない、神経痛っぽい痛み
・左の親指、人差し指、中指がしびれる時がある

…といったことが起きてている。
治療を受け、多少ましになってきているので「起きていた」というべきか。
”痛む時がある”という書き方をした項目については、夏の終わりごろは「ほぼずっと発生しているがおさまる時もある」って感じだった。

医者の先生に受けた説明を要約すると、
ヒトは脳から神経という「線」がいっぱい出ていて、神経は脳から体の各所（指先とか）に向かって張り巡らされている。

指を動かしたり、接触や痛みを感じたり、ゲームのボタン操作なんかをするのも神経が必要なので張り巡らされてる必要があるんだね。

手指の神経は、首の後ろから背中側に出て、肩甲骨～腋の下のあたりの筋肉の小さな隙間を抜けて体の前側に伸び、そこから指先に向かっている。

俺の体には大きく2つの問題がある。らしい。
①首の後ろの骨が、加齢とか、長年の姿勢の悪さが祟って変形しており（？）、神経にあたるようになってしまった
②肩甲骨～腋の下のあたりの筋肉がガチガチに凝りすぎてて神経がスムーズに通り抜けらんなくてどっかに当たってる
この2つによって、肩・腕・指に症状が出ている。ということらしい。

現状左にしか症状が無いけど、凝りの具合で言ったら右も同じくらい凝ってる（いつ起きてもおかしくない）とのこと。

なぜ起きた？

どうして頚椎症性神経根症になったのだろう？
心当たりはあるような、ないような。
症状そのものは特に前触れもなく急に訪れた。
起きたらやけに痛いな。寝違えたかな？みたいな始まりだったと思う。

デスクワークが長く残業も多いので、同じ姿勢でいることが多く、肩こりが慢性化していた。
子供のころからゲームしたりなんか書いたりとか、そういううインドアなひとり遊びが大好きだったので、デスクで同じ姿勢が長いのは子供のころからだ。
もうずっと昔から、緊張性頭痛に悩まされている。
ストレートネックになってる、といろんな医院のいろんな先生に言われてた。

この辺が蓄積し、ついに滅びの時がやってきた。ということなのだと思う。

困りごと

おそらく、人により症状の出る部位や痛みの程度は違うのだろう。
筆者の場合、日常生活を全く送れなくなった…というほどの問題は起きておらず。生活の中で困ったなと感じたのは以下の状況だ。

1. ゲームのコントローラーを持っている姿勢がキツイ
   あぐらで座って、体の前方でコントローラーを保持する姿勢。これをすると左腕が痛む。

2. ギターフリークスの専用コントローラー操作が超厳しい
   左手の指（フレット）の動きが全体的に痛い。
   筆者はアラフィフなのに、今年からゲーセンでギターフリークスデビュー（それまで音ゲーは全然やってなかった）をしたことは前にも記事にした。
   長年の肩こりや疲労で参ってる体に、急にギタフリをぶち込んだせいで頚椎症性神経根症が発動しちゃったんじゃないか、という疑惑も少しある。ギタフリはやめてないけどｗ

3. デスクでの長時間労働が厳しい
   とはいえ、やることが減るわけじゃないので、時々立ち上げってストレッチするとかしながら過ごしている。

4. 椅子に座った状態で、左手で自身の泌尿器を掴むような動作が痛い
   なぜそのような動作が必要かはここでは伏せる。
   右手でつかむ形で何とか過ごしている。

対策

凝りがガチガチになっている箇所はほぐすことで改善ができるので、そちらを整骨院の先生に診てもらいながら、ストレッチなどセルフケアのやり方も教えてもらい、基本的には「保存療法」…すなわち、可能な限り痛みや負担が出ない・出にくい状態を維持することで回復を待つ。という療法でコツコツやっている状態。

ここ2か月ほどで痛みはいくらか落ち着きを見せてきている（痛いときもまだあるけど）。

ゲームを長時間ガッツリ遊ぼう！　という気持ちには、まだなかなかなれないけど、アケコンだったら多少負担が低いことがわかり格ゲーなら1試合が短時間だし。ということでバーチャファイターなどを遊んで過ごしている。

先日新規で始めたギターフリークスは、正直痛みをけっこう感じる時も多いのだけど、楽しいので少しずつやってる感じ。
家庭用の専コンのほうがネックが太くてキツイ。ゲーセンに今あるやつはネックが平たくなってて握りやすく、痛みやしびれもあんまりでない。

来月には脳内ゲームオブザイヤーをまた決めないといけない。
これからの人生まだまだゲームで遊びたいので、真面目に治療に取り組んで回復をはかりたいと思う今日この頃です。